節分 恵方巻き

2月といえば、「節分」がありますね。

豆まきに恵方巻きなど食べ物にまつわるものがいくつかあります。

恵方巻きは食べる時に、向かなきゃいけない方角や
食べ方などありますがちゃんとわかっていますか?

なんとなく「食べきるまでは喋らない」とかはわかるかと思いますが
方角に関しては毎年変わるのですぐにわからないですよね^^;

そこで、今回は平成30年の恵方巻きの方角と
正しい食べ方についてご紹介しておきます。

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恵方巻きはいつ食べるの?

恵方巻き食べ方方角

 

恵方巻きは毎年2月3日(節分の日)に食べます。

豆まきの『鬼は外、福は内!』の時期に、
恵方(その年の吉とされる方向)を向いて
恵方巻き(長いお寿司)を食べると、縁起がいい!という習わしがあります。

豆まきはその年の厄払いといいますが、それとともに、
縁を繋ぐ意味で恵方巻きの習慣も一緒になじんでいったのでしょうね。

恵方(えほう)ってどういう意味?

もともとは、中国伝来の習わしで
「正月に歳神様が降臨する」と言われている方角を恵方と言っていました。

日本では陰陽道との兼ね合いから、たたりの神様が来ない道を恵方としていたそうです。

ちなみに、歳の神様を、歳徳神様、恵方神様と言ったとか。

日本で縁起があると言われている七福神の神様にちなんで
お寿司の具材も中身が決まっていてそれぞれちゃんと意味があります。

七福神と言えば、
恵比須、布袋、福禄寿、寿老人、大黒天、毘沙門天、弁財天ですね。

その福の神様の七福神を七つの具材に見立てて、
長い太巻きを、願い事を考えながら無言で食べるのが恵方巻きの習わしです。

切って食べると縁が切れると言うことで、切らないで
あの長い太巻きを食べ尽くすのが、福にいいと言われています。

恵方巻きの中の具材について

「中の具材って何なの?」って思いますよね?

 通常は、しいたけ、かんぴょう、えび、うなぎ、
あなご、だし巻き、きゅうり、でんぶが主な具材です。

ちなみに、どの神様がどんな象徴の具材なのかといいますと、

  • 恵比須様・・・九の利を得る象徴としてきゅうり
  • 布袋様・・・しいたけで、長生き、健康の象徴
  • 福禄寿様・・・ながきにわたるしあわせで身の長い穴子、うなぎとも
  • 寿老人様・・・海老の姿が寿老人様の姿の象徴
  • 大黒天様・・・金運の象徴の玉子
  • 毘沙門天様・・・でんぶで、鎧をまとい、邪気を払う
  • 弁財天様・・・かんぴょうで、女性の美の象徴

というらしいです。

最近では、習わしもアレンジされて、海鮮ちらしや
サラダ巻きにもアレンジされて食べられるようですね。

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恵方巻きの方角はどうやって決めるの?

恵方巻きには、方角があるの皆さんご存じでしたか?

その年によって方角は違っていて毎年変わります。

なぜ変わるのかというと
その年によって福徳の神様のいらっしゃる方角が変わるからです。

四つの方角を五年周期で決めていくのが、恵方というものらしく
四つの方角には、
甲(東北東より東)、庚(西南西より西)、丙(南南東より南)、壬(北北西より北)
という中国から伝わっている福の方角があります。

その習わしにちなんで毎年決まった方向に向かって恵方巻きを食べます。

十二支の干支と考え方は似ており、東、西、南、北までいったら
また南を通って戻るのが恵方の道だそうです。

それが五年の周期なので、今年の恵方の方角と五年後の恵方の方角は同じになります。

恵方巻きの方角2018年(平成30年)はどこ?

今年は2018年、平成30年です。
「恵方巻き食べるなら今年はどこ向いて食べればいいの?」
と疑問に思う人は多いでしょう。

今年の恵方の方向は、南南東微南です。

この【微】は、中国で少しとか、微妙に、という意味だと思うのですが
この方向は先ほどの、四方向と西暦の末尾の番号の組み合わせで方向が決定されます。
なんだか、占いみたいでもありますよね。

恵方巻きの食べ方のルール

縁起がある恵方巻きの食べ方にちょっとしたルールがあります。

それは

  • 切らずに食べる
  • 恵方の向きに向いて1本丸々食べきる
  • 食べきるまでは一言も話をしてはいけない

ということです。

恵方巻きの長い太巻きには【縁】という意味が隠されています。
なので、切って食べては意味がないんですね。

それを全部食べ終わるまでに今年の抱負を願って食べて
その間は誰ともしゃべってはいけませんし、残さず食べきらないといけません。

太い恵方巻きを黙って1本食べきるのは正直大人でもしんどいです^^;

お子様などと食べる場合は
細巻きにして食べるとなかなか食べやすいですよ。

最後に

実は、恵方巻きのことのはじまりは、セブンイレブンが最初と言われています。

最近では、豆まきよりも恵方巻きが存在感をなしえていますね。

7にちなんでのことだとは思われますが
最初は、大阪を中心に丸かぶり寿司として発売されました。

最近ではそういった昔の風習が薄れてきたかと
嘆かれている日本ではありましたが、何かをきっかけ
に日本の風習が見直されるって素敵
ですよね。

ご縁とは、どこに繋がっているかわからないものです…笑

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