ハマグリ料理と言えば口がパカッと開いていて
中身がプリッと見えているのが特徴ですよね!

酒蒸しでもお吸い物でもハマグリの口は開いています。

しかし!お料理をしているとたまにあるんです。
そう、ハマグリの口が開かないことが!

二枚貝でよく言われている「死んでいると口が開かない」というのは本当?
食べない方がいいの?やっぱり気になりますよね…。

今回はハマグリの口が開かない原因や対処法を紹介していきます。

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ハマグリが火を通しても口が開かないその原因は?

ハマグリの中にはしっかりと
火が入っているのに口を開けないハマグリがいます。

一体なぜハマグリは口を開けないものがあるのでしょうか?

ハマグリをはじめとした二枚貝は、
蝶番にある靭帯と貝柱が働いて口が開いたり閉じたりしています。

生きているハマグリは熱が加わると身が縮みますが、
死んでいるハマグリは身の腐食が始まっているため身は縮みません。

身が縮む生きているハマグリはやがて
貝柱が小さくなって口がぱっかりと開きます。

生きているハマグリと死んでいるハマグリの口が
開く、開かないの差はここで生まれます。

ただ生きていても・・・

  • 蝶番が変形している
  • 靭帯が弱くなってる
  • 貝柱の力が強い

と生きていても口が開かない場合もあります。

生きていても口が開かないハマグリは口がばっちりしまっていますが
死んでいるハマグリは靭帯や貝柱の力が抜けて口が半開きになっています。

また、見分けがつかない時でも
絶対に死んでいるかどうか知ることができる方法があるんです。
それは…

匂いです!

毒素が回り腐食が始まっている死んだハマグリは冗談じゃないほど臭いんです!

どっちか分からない時は貝の中身をクンクン嗅いでみると一発で判別できますよ。

死んでいるハマグリは火が通っても毒素は残ったままで
食中毒などお腹を壊す可能性があるので絶対に食べないでくださいね!

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ハマグリの口が開かない時の対処法は?

まず、ハマグリが砂抜きの水が冷たくてびっくりしている可能性があります。

常温の水で3%~5%の食塩水で静かに砂抜きさせてあげることがポイントです。
この時点で砂抜きで砂を吐いたハマグリと吐いていないハマグリを見分けることができます。

熱を加えて開かないハマグリは死んでいるか
先ほど紹介した蝶番や貝柱の強さや異常で開かないこともあります。

死んでいる場合は食べない方がオススメですが
匂いを嗅いでも大丈夫そうならナイフでこじ開ける方法があります。

しかし、無理矢理こじ開けても食べれない場合もあります。
干からびていたりすることもあります。

なので無理矢理開けても食べれないことを考えると
少し勿体ないですが捨てた方が無難かもしれません。

ハマグリにナイフを入れ込んで
こじ開けるときは怪我に十分気を付けてください!

生のハマグリのさばき方は過熱後のハマグリにも応用できるのでぜひ覚えたいところ!
生でさばければ調理中の開かない問題も解決できるかもしれませんよ。

詳しいやり方は動画でチェックしちゃいましょう!

ハマグリの貝柱を切れれば貝をそのまま剥かなくても、
熱で自然と貝柱が剥がれてパカッと口を開けてくれます。

ナイフ捌きや包丁の扱いをうまくならなくてはいけませんね。

 

ハマグリをさばくにも練習あるのみ…。
通販でもおいしいと評判のハマグリなら
練習しながらおいしく味わうことができますよ!

いかがでしたか?

ダメかもと閉じたハマグリも実は食べてもらえるのを待っているのかもしれません。
しっかりと見極めておいしくハマグリを楽しみましょう!

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