お弁当を開けた時、嫌な匂いがしてきた……
なんてことはありませんか?
この時期は、暑さと湿気でカビの雑菌の繁殖が活発になるので
お弁当作りも一苦労ですよね。
いかにお弁当を衛生的に保ち
食中毒から大事な家族を守るか
それは食卓を預かるお母さんの腕にかかっています。
今回は夏や梅雨の時期におかずが痛まずに
子どもが楽しんで食べられるお弁当グッズをご紹介します。
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夏や梅雨の時期におかずが痛まず子供が楽しんで食べれるお弁当グッズ
お弁当が痛むのを防ぐには
できたお弁当をいかに安全に保管するかという点が大切になります。
お弁当の保管の原則は冷えた場所で保管すること!
できれば冷蔵庫に保管するのが一番ですが
レジャーなどのお出かけ先にはなかなか難しい面もあります。
そんな時には
市販の便利グッズを活用すると良いでしょう。
市販の物や自宅にあるものを活用して
お弁当の痛みを防いで、食中毒予防をすることが大切です。
保冷バッグや保冷剤
園に冷蔵庫があればよいですが
なかなかそこまで設備が整っていないことも多いですよね。
保冷専用のバッグに保冷剤を入れておくだけでも
冷たいまま保管ができます。
食材に付いた細菌やウイルスが活発になる温度は35度前後と言われています。
反対に、最近の繁殖速度が遅くなるのは10度以下です。
保冷剤はお弁当用の物でなくても
ケーキなどを買った時についてくる保冷剤を利用してもいいです。
お弁当の底と蓋の上において
保冷剤でお弁当箱をはさむ形で保冷すると良いでしょう。
お弁当保冷剤かわいい
ゼリーみたいなカラージェルに
ドット柄がとってもかわいい保冷剤。
大きめサイズなので
お弁当をしっかり保冷します。
ジェルの着色料は
食品も用いられているものを使用。
品質にこだわった安心の日本製です。
保冷バッグおしゃれかわいい
見た目以上にたっぷり入る保冷バッグ。
手持ち部分もしっかりしているので
水筒を一緒に入れても安心。
表地がポリエステル100%なので
汚れが落ちやすいので便利です。
バッグの口は巾着タイプなので
中身の飛び出しを防ぎ目隠しもしてくれるので安心ですね。
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子供用のお弁当箱で保冷材一体型のものはある?
保冷剤を入れておくと
間違って子どもが食べちゃうのでは?
と心配なお母さんには保冷剤一体型のお弁当箱がおすすめです。
カップやバラン
100均一でもかわいいものからシンプルなもの
季節限定のものまでたくさんあります。
カップの底にイラストやメッセージが
書いてあるものが 子どもたちから人気です。
食べ終わるとイラストや
メッセージが見られるのが楽しいようです。
抗菌シート
抗菌シートとは完成したお弁当の上に乗せ
菌の繁殖を抑えることを目的とした商品です。
お弁当の上に乗せるだけな
お手軽な感じもよいですね。
色々なキャラクターのものも出いますし
お弁当箱の形に合わせたサイズのものもありますよ。
夏や梅雨の時期のお子さんのお弁当作りで気をつけること
①お弁当箱はしっかり殺菌
食中毒を防ぐために大事なのは
菌をお弁当につけないことです。
お弁当に食べ物を詰める前には
しっかりとよくお弁当を洗いましょう。
一番良いのは
洗った後に熱湯をかけて殺菌することです。
熱に弱い素材の物は
薄めた塩素系の漂白剤に漬け置きすれば殺菌できます。
お弁当の蓋の溝やパッキンなど
細かい部分も入念に洗ってくださいね。
②ご飯には小さじ一杯のお酢を
水分を含んでふっくら炊き上げたご飯は細菌たちの大好物!
しかしご飯を炊く時に小さじ1杯の酢をプラスするだけで
ご飯に菌が繁殖しにくくなるんです。
お酢は強力な抗菌作用を持っていますから
お米一粒一粒をコーティングして細菌の繁殖を防いでくれます。
お米3合に対してお酢小さじ1杯で十分効果を発揮します。
お酢の匂いが苦手な人もいるでしょうが
ご飯がお酢の匂いになることはないので安心してくださいね。
③ご飯もおかずもよく冷やしてから詰める
お昼になってお弁当を開けると
蓋や内部にびっしりと水滴がついていることはありませんか?
これはお弁当を詰めるときに温かかったご飯やおかずから
出た水蒸気がお弁当箱の中で冷えてたまったものです。
細菌は水分が大好きなのでこういった水滴は要注意!
この水滴の発生を抑えるには
お弁当に詰める食べ物を冷ましておくという対処法しかありません。
加熱したものは
十分に冷めてからお弁当箱に詰めましょう。
④素手で食べ物に触れない
私たちの手には見えない菌がたくさん付着しています。
適度な湿り気と体温による温度
指紋などの凸凹と汗や皮脂等の栄養分のある
私たちの皮膚は細菌にとって格好の隠れ家です。
しっかり手を洗ったから大丈夫!
と思っている人もいるかもしれませんが
実はそうではないのです。
お弁当に詰める際はおかずなどを手で触らず
必ず清潔な菜箸を使って詰めましょう。
できるだけ素手で触れずに済むもの
カップに入ったものなどが望ましいでしょう。
⑤水気を出さない工夫が必要
細菌が大好きなのは水分です。
蒸気がたまった水滴だけでなく
おかずから染み出してくる水分にも要注意!
夏場は生野菜などの
水分を含んだ物は避けた方が良いでしょう。
おかず同士の仕切りにレタスなどを使うと
おかずの塩分でレタスから水分が出て
細菌の繁殖を助けてしまうので注意してください。
⑥練り物や食肉加工品は取り扱い注意
手を加えずにそのまま食べられる
蒲鉾などの練り製品やソーセージ。
お弁当の隙間を上手に埋めてくれる
ありがたい食材ですが
夏場は特に注意が必要です。
加工時に熱を加えていますが
製品として長く流通しているそれらの食品には
食中毒を引き起こす細菌が多く付着している可能性があるのです。
こういった食材はそのままお弁当に詰めず
炒めたり煮たりして再加熱してからお弁当に入れましょう。
まとめ
夏場のお弁当を食中毒から守るための
様々な便利グッズを使って
子どもたちが楽しく安全にお弁当を食べられるといいですね。
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