子どもも大きくなってきて、春になったらいよいよ保育園へ。

「みんな同じ上履きを使うから、少しでも自分のものが分かりやすいようにワッペンでもつけてオシャレにしてあげよう!」

そんな親心から、上履きをデコレーションしてあげたいと思ったことはありませんか?

それと同時に、「少しでも可愛く仕上げてあげたいけど、不器用だからうまくできるか不安…。」
ちょっと不安な気持ちも出てきてしまったり…。

そんな不安が少しでも減るワッペンの付け方やデコレーション方法を一緒に見てみましょう。

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上履きにワッペンを付ける時の手順をおさえよう

まずは、ワッペンの選び方です。上履きの素材によっては、熱で溶けてしまうものがあります。

上履きが熱に強いものであれば、アイロンの熱で接着するタイプ。

逆に、熱で溶けてしまうビニールなどの素材のものの場合は、接着剤を付けて接着するタイプのものを選びましょう。

また、上履きの素材にあった接着剤を準備しておくと安心ですよ。では、ワッペンの準備ができたら、さっそく付けてみましょう!

上履きの中にタオルを押し込む

上履きの形を固定するためにタオルをぎゅっと固めに入れておきましょう。

上履きを履いた時の形に近づけてワッペンを付ければ、接着剤が乾いた時に剥がれづらくもなります。

また、上履きの中のタオルが固くなっていれば、アイロンを押し付けた時に力を加えやすくなるため、ワッペンを固定しやすくもなります。

接着剤を使って固定しておく

「え?接着剤なんて使って大丈夫?」

はい、大丈夫です。

むしろ、接着剤は積極的に使いましょう。不器用さんの強い味方なんです。

その理由はこちら。

アイロンで接着するタイプのものでも、あらかじめ接着剤で仮留めすることで、付けたい位置を決めることができ、失敗を防げるんです。

アイロンで熱を加えようとして、うっかり位置がズレちゃった…なんてことを防いでくれる強い味方です。

また、手芸用の接着剤を付けることで、より確実にワッペンを貼り付けることもできるんです。手芸用の接着剤には、熱を加える事でより接着力が高くなるものもあります。

上履きを洗ったりするとアイロンの熱だけで接着した場合、剥がれてきてしまうことがあるんですが、接着剤によっては、洗濯やドライクリーニングでも剥がれないというものもあります。

上履きの素材や、ワッペンの厚みなどを考慮して接着剤を使い分けてもいいと思います。

余談ですが、手芸用の接着剤は、ちょっとした布のほつれの補修などにも使えるため、私は裁縫道具の中に1本常備しています。

 

アイロンの熱で接着するタイプの接着剤です。

「これ1本で鞄が作れる」と言うだけあって、1本あれば心強い味方です!

アイロンをあてる時は、必ず当て布!

忘れがちですが、ワッペンに熱を加える10~30秒程度の短い時間であっても、必ず当て布をあててください

「短い時間だから大丈夫。」と、油断していると熱による変色を招いてしまい、思っていたイメージと違うものになってしまうことも…。

当て布と言われるとどんな布がいいのかわからないと思われるかもしれませんが、色移りの心配のない白い薄手の綿の布であれば、代用できます。

ワッペンを接着したらしばらく放置

ワッペンを付けたい位置に貼り付けたら、触りたい気持ちを抑えて、しばらくそのまま…。

接着剤で固定した場合は、乾くまで触らないというのは、初めてワッペンを使う人でもわかると思います。

では、アイロンワッペンはどうでしょう?

実は、アイロンワッペンも、熱が冷めるまでは接着剤が安定していないので、形が変わってしまうと剥がれの原因になります。

どんな場合でも、しっかりと接着剤が乾くまで、熱が冷めるまで触らないことです!

心配だったら縫い付ける

アイロンワッペンを用意して、さらに手芸用接着剤もつけたけど、ちょっと心配…。

そんな時は、思い切ってワッペンの端を縫い付けてしまいましょう!

「上手に縫えないから、接着剤を使ったのに…」なんて心配はいりません。

ワッペンの端を何か所か縫うだけでもいいですし、ざっくりと飾りになるように縫い付けてもカワイイですよ!

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上履きのワッペンを付け方!不器用さんでもできるコツを動画で紹介 

上履きにワッペンを付ける方法を簡単に説明してきました。でも、実際に見てみないと不安だったりしますよね。それでは、実際に動画でワッペンの付け方を確認してみましょう。

こちらは、Tシャツにワッペンを付けるやり方です。まずは、平面にワッペンを付ける時のコツを見ておきましょう。

色々な厚みのワッペンの付け方が出てきますので、どんな厚みのものを選んだ場合にも参考になると思います。

▼ワッペンの貼り付け方 DIVA▼

次の動画は、スニーカーにワッペンをアイロンで付ける時の付け方です。

上履きとスニーカーでは大きさも付け方も違うように見えますが、アイロンで熱を加える時のコツなどは同じですので参考に見てみてください。

お子さま用の上履きだと、アイロン台の端を上履きの中に入れて…というのは難しいので、タオルを押し込んでアイロン台の代わりにしてしまいましょう!

▼アイロン刺繍ワッペンの張り方_大図まこと『僕のクロスステッチ』編▼

 

まとめ

初めての集団生活を始める子どもにカワイイ上履きを作ってあげたい。そんな気持ちをワッペンで表現してみてはいかがでしょうか?

最近では、様々な種類のワッペンが販売されています。

お子さまが好きなキャラクターや模様で可愛くデコレーションされた上履きを履いてもらえたら、頑張った甲斐がありますよね。

最初は難しく感じるかもしれませんが、いざやってみると、思いの外簡単にかわいく作れるかもしれませんよ!

ぜひチャレンジしてみてくださいね。

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