大晦日に欠かせない食べ物として「年越しそば」や「おせち」などがありますよね^^

どのご家庭でも「年越しそば」を食べると思うのですが、
皆さんは「年越しそば」にはどんな具材をいれますか??

住んでいる地域によって蕎麦の種類はもちろんのこと、具材にも様々な種類があるんです!

「年越し」とつくだけあって、縁起のいいものを入れたいと思う方も居ますよね。

しかし、縁起の良い具材って何なのでしょうか?
蕎麦であれば、どんな食べ方でも大丈夫なのでしょうか?

今回は「年越しそば」の具材やその意味、
オススメ具材や変わった具材を紹介していきます!

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年越しそばにいれる具、定番のものはなに?

 

年越しそばに入れる具材で定番な物と言えば

〇ねぎ
〇えび
〇油揚げ(きつね)
〇かまぼこ
〇とろろ昆布(わかめ)
〇鶏肉
〇てんぷら(揚げ玉)

など・・・
家庭にもよりますが、これらが定番の具材と言えるのではないでしょうか?

我が家は鴨なんば蕎麦か、えび天蕎麦が多いです^^
鴨も鶏肉なので、我が家の年越しそばも定番具材でした(笑)

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年越しそばの具にも意味がある?縁起が特にいい具は?

年越しそば意味由来

上記で年越しそばの具材を少し紹介しましたが、
定番の具材にも意味があるのでしょうか??

実は、何気なく食べている定番の具材一つ一つにも縁起の良い理由があるんです^^

ねぎ

薬味として大活躍のねぎ。
「一年をねぎらう」という語呂合わせや、
神社で祈祷を行う「禰宜(ねぎ)」にもつながるので、縁起の良い具材です。

えび

エビは腰が曲がる事からにほんでは「長寿のシンボル」とされてきました。
最近ではかき揚げにエビを使用していたりするので、
エビ天ではなく、かき揚げを入れる家庭もありますよ^^

きつね

油揚げといえばお稲荷さんの大好物ですよね!
お稲荷さんは商売繁盛の神様なので、金運アップの意味があります。

鶏肉

鶏は年の一番初めに鳴く縁起物と言われています。
新しい年を迎えるために食べるのにぴったりな具材です!

他にも、「喜ぶ(よろこんぶ)」にかけて「とろろ昆布」や、
「卵」も黄色が金色に繋がる事や、伊達巻が着物の反物を想像させる事で
「着るものに困らない・繁盛する」といわれています。

「かまぼこ」も紅白の色合いから縁起の良い具材といえますね^^

私も定番といえる具材すべてに、縁起の良い意味があったなんて知りませんでした^^

ちょっと変わった年越しそばの具を紹介!地域によって年越しそばの具は変わる?

先ほどまで、定番の年越しそばの具材を紹介してきましたが、
地域によってはこれ以外にも、美味しい年越しそばの具材が沢山あります。

少しですが、地域の変わった「年越しそば」について紹介していきます^^

関東のおかめそば

関東は「おかめそば」を食べる習慣があります。
「おかめそば」とは
〇ゆば
〇かまぼこ
〇しいたけ
〇卵焼き
〇ほうれん草

など、様々な具を乗せて、おかめの顔のように見立てている物をいいます。

「おかめ」は「お多福」とも呼ばれるので、とても縁起の良い蕎麦とされています。

北海道や京都のにしんそば

北海道と京都では、ニシンの甘露煮がのった
「にしんそば」を年越しそばとして食べる風習があります。

この「にしん」も縁起の良い食べ物で、「二親(に・しん)」という語呂合わせで、
子宝と子孫繁栄のご利益が期待できます。

福井県の越前そば

福井県では「越前そば」が有名ですね^^
大根おろしを乗せた蕎麦に出汁やつゆをかけて食べるのが有名です。
ここに梅干しを加えるとさらに美味しくなりますし、
梅干しには胃腸を元気にする効果もあり、梅干しの赤と大根おろしの白で
「紅白」となっておめでたいです^^

岩手県のわんこそば

岩手県は「わんこそば」。
花巻・盛岡では年の数だけわんこそばを食べる習慣があったそうです。
現在は年の数にこだわらず、様々な具材をトッピングして食べられているそうです^^
確かに、年を重ねる事に苦しくなってきそうですよね・・・(笑)

他にも新潟県の「へぎそば」や沖縄県の「沖縄そば」もあります♪

昔働いていた職場(飲食店)では休憩室でキムチ鍋をして、
締めに中華そばを入れて「年越しそば」として食べていました♪
もちろんカップのお蕎麦も置いていました^^

まとめ

「年越しそば」という決まった料理があるわけでは無く、
大晦日に食べる蕎麦を総称して「年越しそば」というので、
温かいお蕎麦でも冷たいお蕎麦でも、お好みの具材を入れて美味しくいただくのが一番です。

その上であやかりたいご利益があるなら、
縁起の良い食材を加えてみてはいかがでしょうか?^^

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