お中元の準備をしなくてはいけない時期が近づいてくると
目上の人や親しい人、親戚と贈ろうと考えている人も多いのではないでしょうか?
お中元を準備する中で気を付けたいことが…。
お中元には実は贈ってはいけない品物があるんです。
うっかり贈ったらマナー違反に知らないうちになってしまうかも…。
そんなことにならない為に贈ってはいけない
タブーな物をしっかりとチェックしておきましょう。
今回はお中元のマナーについて紹介していきます。
気になる贈ってはいけない品の理由も合わせて確認していきましょう。
スポンサーリンク
お中元で贈ってはいけないものがある?その理由は?
お中元の中でもいくつか贈ってはいけないものがあります。
多くの理由が語呂や目上の人に対して実は無礼になっていることになります。
他にも、学校の教師や役場の職員などの公務員や
政治に関わる人にお中元を渡すのは避けるべきです。
なんとお中元を受け取ると収賄(わいろ)になってしまうんだとか。
「せっかく用意してもらったのに断らなければいけなくなる…」
と申し訳ない気持ちになる人や逆に気を使わせてしまう場合もあるので
相手の仕事や立場を考える気遣いも大切になります。
お中元で贈ってはいけないもの①櫛(くし)
さて、贈ってはいけないものですが、例えば病院に4の付く病室がないように
死や苦しいを連想するものは避ける傾向があります。
お中元でも「苦しい、死ぬ」を連想する櫛(くし)は贈ってはいけないものになります。
語呂合わせ的な発想なんですが、
ちょうど苦しい死ぬなんですよね…櫛(苦四)。
女性の方に良いつげ櫛をプレゼントしたいと
思っても贈り物には向かないのかもしれません…。
お中元で贈ってはいけないもの②包丁やハサミ
次に縁切りを連想させる刃物です。
包丁やハサミなど切るものは贈り物として避けた方が無難です。
遠回りに縁を切りたいと思われてしまっては大変です。
刃物以外にも先端がとがった金属類や文房具も同様の理由に当たります。
実はハンカチにも縁切りの意味があります。
ハンカチは昔『手巾』と呼ばれていますが、これはてきれ(手切れ)とも
読めることから縁切りを連想させるそうです。
きれいなハンカチは贈り物にピッタリに
見えますが目上の人には避けた方がいい贈り物になります。
お中元で贈ってはいけないもの③肌着や靴下など
最後に、施しの意味が含まれてしまうものです。
例えば、肌着や靴下など生活する中で必要になるものは
施しの意味を含んで相手を見下していることを示してしまうことに。
趣味やサイズを考えても難しい贈り物になるので
わざわざ靴下や肌着をセレクトしない方が無難です。
靴下には靴と共に相手を踏みつけるような意味も込められるので余計に危険です。
他にもアルコールを飲まないのにビールが贈られてきて
困ったなどの悩みもちらほら見かけることがあります。
お中元タブー以外にも贈る相手が何が苦手なものかをしっかりと
把握しておけば喜ばれるお中元を選ぶことができますよ!
スポンサーリンク
お中元で現金や商品券を贈るのはOK?それともNG?
お中元で消費券やギフトカードを贈るのが
最近はやっているようですが、これは実はNGなんです!
確かには切り金額が分かる上に困る相手がいないといいアイディアに感じますが
これは肌着や靴下と同じ施しの意味が含まれて相手を見下してしまうことになってしまいます。
お金に困っていると思われている、服装がよくないなどの意味が
含まれてしまう施しイメージのお品は、少なくとも目上の人には避けて
同僚や後輩、友人の出産祝いなどの要り様の場合にプレゼントすると喜ばれますよ。
お中元に生ものや冷凍ものを送ってもいい?気をつけることは?
要冷蔵や冷凍の食品を贈る場合は相手を思いやって
先に連絡する気遣いを見せるようにしましょう。
到着時にいない場合や、冷蔵庫内の空きがない場合は結構困ってしまう人が多く、
嬉しいけど困ってしまうので「先に連絡が欲しい!」となってしまうんだそうです。
生ものの中ではかなりおいしいお肉やお魚、めったに食べられない
生菓子などが多く受け取り側は嬉しく感じることが多いんです。
だからこそ贈る場合には
「(冷凍・生もの)を○○日の午前につくように発送しましたので
ほんの気持ちですが皆さんで召し上がってください。」
と連絡を入れるとベストです。
相手側のライフスタイルが分かる場合にはお相手の都合がいい
時間の目安で発送すると時間を作らなくていいので有難いそうです。
発送前に相手側に都合のいい日や時間帯を聞いておいてもいいかもしれませんね。
最後に
いかがでしたか?
せっかく喜んでもらうために選んだお中元が勘違いされない為にも
しっかりとマナーを把握して贈り物を選びましょう!
スポンサーリンク