中学生になると、運動部系も文化部系も
部活動で忙しい日々を過ごすことがあります。
夏休みとなれば、あとに控えている
中学校総合体育大会に向けて必死に練習を積み重ねる日々が続きます。
せっかくの休みなのだからと遊びたい反面、
習い事や宿題に精を出す人もいることでしょう。
どうしてもやらなければならないのは、夏休みの自由研究。
これにはいつも頭を抱えてしまうという人もいるのではないでしょうか。
あと数日で夏休みが終わるというときに
なぜか最後まで残るのはこの自由研究なのです。
そこで、1日で簡単に終わる自由研究のネタを採り上げてみます。
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中学生が1日でできる簡単な自由研究テーマ8選
1日で終わる中学生の自由研究①持ち運びができる雲を作ろう
準備するもの
1) 1.5リットルまたは2リットル炭酸用ペットボトル 1本
2) 計量カップ(200ml以上量れるもの) 1個
3) 炭酸キーパー
100円ショップでも販売していますが、見当たらないときは下記のURLを参照ください。
⇒ 炭酸抜けま栓/ペットボトルキャップ用
4) シャワー温度の40℃ぐらいのお湯100ml
5) タオル(水がこぼれた時のため)
※実験はこぼれてもいい場所でやりましょう。
手順
1.ペットボトルのキャップの代わりに炭酸キーパーをとりつける。
2.おおよそ40℃のお湯100mlを計量カップで量り、ペットボトルに入れてキャップを閉める。
3.炭酸キーパーは、空気を送るポンプになっているので、2,3回ポンプを押す。
4.10秒ほど待ってからキャップの蓋を開けると雲の出来上がり。
実験の様子を示した動画を参照ください。
【中2 飽和水蒸気量と露点】
雲発生装置。炭酸キーパーでペットボトルに空気を入れ、一気に蓋を開放すると、ボトル内の気圧が下がり、温度が下がる。すると、内部の空気が露点に達し、含みきれなくなった蒸気が液体になって出現する。これが雲である。#理科実験ネタ#中学校理科#school_tips pic.twitter.com/ygEFS95vpE— かきみん@理科ネタ放送局???? (@kakimin_rika) 2018年3月18日
1日で終わる中学生の自由研究②こぼれない水
水の入ったコップに下敷きを乗せてひっくり返すと・・・
なんとお水がこぼれてこない!?
その原因を調べる実験です。
詳しい方法は下記のURLからどうぞ。
1日で終わる中学生の自由研究③氷を使った実験【観察記録】
準備するもの
1) サイズが同じで、透明な容器5個
2) 液体 5種類(しょうゆ・ジュース・水・ソース・シャンプーなど)
手順
1.液体を入れた容器を冷凍庫に入れて、5分~10分おきぐらいに様子を見て記録をつける。
※液体によって氷になる時間の違いが判ります
2.氷になったら、それぞれの重量を量る、氷が解ける速さや時間を調べて記録する。
1日で終わる中学生の自由研究④ジュースなどを使った実験
準備するもの
1) ジュース 種類の違うもの2,3本
2) 炭酸飲料
3) 鍋
手順
1. 飲み物を鍋に入れて、沸騰させる。
2. 沸騰させることで、水分が蒸発し、砂糖だけが鍋に残る。
3. 残っている砂糖の重さを量り、一番量の多かった飲み物はどれかなどを記録する。
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1日で終わる中学生の自由研究⑤紫キャベツの変色実験
準備するもの
1) 紫キャベツ1個または1/2カット
2) 鍋と水
3) 紙コップ5個
4) 500mlか900mlぐらいのペットボトル
手順
1. 紫キャベツを鍋に入れて、紫キャベツが隠れるぐらい水を入れて火にかける。
2. キャベツの色が抜けて、紫色になったら火を止めて冷ます。
3. 冷めたらペットボトルに入れておく(試験液の出来上がり)。
4. 1/2ぐらいの量の試験液を紙コップに注ぐ。
5. シャンプー、洗剤、柔軟剤、水道水、化粧水など
実験材料を紙コップに一つずつ注いで酸性かアルカリ性かを判別する。
※酸性に近い=>赤色
※アルカリ性に近い=>緑色
※中性=>青色
6. 実験材料による色の変化を記録し、一覧表にまとめる。
詳細は下記URLを参照ください。
1日で終わる中学生の自由研究⑥10円玉のピカピカ実験
調味料を使って10円玉をピカピカにする実験です。
詳細は下記を参照ください。
1日で終わる中学生の自由研究⑦地震で起こる大地の変化
地震が起きると、建物は横や縦に揺れて傾くこともあります。
同時に地盤にも何らかの変化が起きることもあります。
なぜ地震によって家が傾いたり、倒れたり
地盤沈下が起きるのかなど調査してまとめます。
日本は特に地震大国なので、関連する資料が
図書館やインターネットで手に入れることができるはずです。
東日本大震災や大雨によって発生した地盤沈下の様子などの写真をのせるとよいですね。
1日で終わる中学生の自由研究⑧イオンの動きに関する調査
イオン電池を実際に作ってどのように動くのかを調査します。
準備するものは、寒天、銅板、乾電池、ミノムシクリップの4点です。
6×6cmのプラスチック容器を準備してその中に寒天を流し込みます。
銅板を3×3cmの大きさに切り取ったものを
2個用意して、プラスチック容器の端から2cmほど話したところに差し込みます。
乾電池から銅板へミノムシクリップを使って接続すると完了です。
しばらく観察していると、いつの間にか銅板が移動して、寒天が変色します。
その様子を写真に収めて化学反応式などもあらわしながらまとめていきます。
実験の様子を示した動画を参照ください。
自由研究を1日で終わらせるコツ
自由研究をじっくり行う時間があるのでしたら、
徹底的に調べてしっかりとまとめることもできますが、夏休み終了まで
1日しかないなどとなれば、とにもかくにも手を動かすのが一番です。
テーマが決まらなければ、キーワードになる言葉で検索して
表示された内容から一つ選ぶ方法もあります。
とにかく動かなければ何も始まらないということですね。
材料が簡単に手に入るか?
ふだん料理で使用している調味料はあるはずです。
ない場合は購入するしかないのですが、他のテーマに変更するのが早いかもしれません。
ここで採り上げた自由研究のテーマは、100円ショップで揃う材料がほとんどです。
またインターネットを使った自由研究であれば、材料を調達する
必要もありませんので、図書館や公民館などへ出かけて調べるのもよいかもしれません。
自分が比較的得意なテーマか?
テーマによっては得意不得意があるかもしれません。
実験はどちらかというと関心があるかないかの違いですので、
経験を積むという考えを持つことでクリアできるでしょう。
どれくらい時間がかかるか把握する
こちらに採り上げているテーマは、かかっても正味1時間程度です。
ただし、インターネットを使用した情報収集によるテーマは、
半日ぐらいかかるかもしれませんが、それ以外は1時間以内で完了することでしょう。
時間的に余裕がないときは、あまり手間のかからない
10円玉のテーマやジュースなどに含まれている砂糖の量などを調査するテーマをおすすめします。
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まとめ
自由研究には小学生も中学生も悩みの種になっていますよね。
自分が得意とするもので仕上げたり、苦手なものであえて挑戦したり
様々な考え方はありますが、やってみると意外に面白いものです。
私自身も工作は苦手でしたが、あることをきっかけに面白くなってしまいました。
難しく手の込んだものはまだ挑戦していませんが
時間を作って挑戦したいと考えているところです。
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