近年、七五三を祝う形は多様化しています。
昔はお母さんが専業主婦という家庭が多かったですが、
最近では共働きの家庭が当たり前になってきています。
さらには、核家族化の進みおじいちゃんおばあちゃんと
離れて暮らしている人も多くなり、七五三のお参りの後に
親族を集めて食事会をする事も減りつつあります。
そんな中で、七五三の時期は仕事が忙しかったりで神社への参拝が厳しい…
「写真撮影だけでもしてあげたいけど、それって大丈夫なのかな?」
と思われる方もいると思います。
今回は色々な意見をまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。
スポンサーリンク
そもそも七五三とは?七五三の基礎知識
ちなみに、七五三とは11月15日に住む地域で
氏神様のいる神社などへ参拝し、子供が七五三を迎える日まで
大きく成長してくれた事への感謝と報告し、これからの幸せを祈願する年中行事です。
最近では11月15日に限らず、
前後の土日などで神社の参拝を行うことが一般的になってきています。
七五三のお参りに行く時間がない時は写真だけでもOK?
様々な理由から七五三は写真だけとって済ませたいという方もいると思います。
写真だけで済ませる事への賛成と、反対意見をいくつがあげていきます。
賛成意見
- 子供の体調や家族のスケジュール、金銭面での
都合が合うなら写真撮影だけでもいいんじゃないか? - 子供の成長を祝う気持ちさえあれば、お参りに行かなくてもいいのでは?
反対意見
- あくまでも写真撮影はオマケ。参拝することに意味があるのでは?
- 参拝せずに撮影だけでは本末転倒になるのでは?
色々と調べましたが、写真撮影だけではNGという意見の方が多く感じました。
逆に参拝のみで撮影はしないというご家庭はかなり多いようです。
やはり七五三の本番は神社へ出向いて参拝することだと言えますね。
スポンサーリンク
七五三の神社への参拝の時期はずらすことはできる?
とは言っても、両親共働きのご家庭だと
忙しくて神社への参拝する日にちを調整するのが大変かもしれません。
「せめて、11月の七五三以外の日でも参拝がOKだったら…」
と考える親御さんもいるのではないでしょうか?
実際に、私のママ友も七五三の参拝時期をずらしたり
逆に、早めたりするのはいいのか悩んでいました。
そこで、私が神社へ直接聞いてみました。
結論としては、「参拝は早くても、遅くても問題ない」との回答でした。
本殿などへ上がってお祓いなどをしてもらう祈祷も、9月でも10月でも大丈夫だそうです。
10月などに済まされる方も多いそうです。
仕事などで両親が忙しいご家庭も、スケジュールの合う時に
祈祷はせずともお賽銭を入れて神様にご挨拶に行ってみてはどうでしょうか?
出張スタイルでの七五三の写真撮影はいかがですか?
七五三は、写真撮影と参拝の両方をやったほうがいいとは言われています。
とはいえ、写真スタジオなどで前撮りなどして、別の日に参拝するのは
正直、面倒に感じる方もたくさんおられると思います。
ご家庭にある一眼レフやビデオカメラ、スマートフォンで
撮影するのもいいかもしれませんが、お父さんかお母さんが
撮影係になっていてはなかなか家族揃った写真は撮れないですよね。
セルフタイマーも誰かが目をつむってしまったりで上手に撮るのは難しいです。
最近では、プロのカメラマンに出張で撮影をお願いされる方も多いです。
お値段にばらつきはあるようですが、
「フィルム代込みで60分1万円〜」「延長料金 30分 5千円」など
写真スタジオで何万も遣ってしまうかもしれない事を考えると意外にリーズナブルですよね。
プロのカメラマンに出張撮影してもらうと
- お子さんの自然体な姿が撮れる
- 家族写真を撮ってもらえる
- スタジオでありがちな撮影待ちがない
- 参拝と写真撮影を同日に終わらせられる
などの利点があります。
スタジオでの撮影だとありきたりな感じになってしまいますよね。
家からの同行だと、着付けを行なっている
お子さんの顔や慣れない草履で神社の参道を歩く姿。
神社で手を合わせる家族の姿など、普段とは違う写真を撮ってもらえます♪
まとめ
今は昔ほど「コレをしなきゃだめ!」と言うきまりに
縛られなくてもいいという考えもあるようです。
昔では着物や袴が一般的でしたが、今は
ドレスなどを着て七五三のお祝いをする所もたくさんあります。
スポンサーリンク
写真撮影に関しても、どうしても時間の都合などで
参拝にはいけないというご家庭は写真撮影だけでも構わないと思います。
ただ、「七五三は写真を撮るだけのイベント」
とお子さんに思われないように、きちんと七五三の意味を伝えることが大事です。
そして、健やかに育ってくれたことに感謝の気持ちなどを
口に出してお子さんに言うことも大事かと思います。
お子さん自身も、七五三の思い出は大人になっても残っていると思います。
その時に「私(俺)は親に何もしてもらってない」と
感じることがないようにしてあげたいものですね。