子供の日を挟んでひと月ほど外に飾った鯉のぼり。来年も使えるように綺麗にしておきたいですよね。だけど、しまう前に汚れを落としたいですよね。

そこで今回は鯉のぼりと兜の収納方法や防虫対策や洗濯のやり方などをご紹介します。

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鯉のぼりの洗濯手順と綺麗にするコツ

ひと月ほど外に飾っていた鯉のぼりは、埃や雨で汚れたり、鳥の糞で汚れることもありますよね。来年も飾ることを考えればきれいな状態でしまっておきたいところ。

ですが、鯉のぼりは基本的にクリーニングには出せません。普通のドライクリーニングもできない、そもそも受け付けてくれるお店は少ないです。

ということは鯉のぼりの汚れを落とすには、自宅で洗濯しなければならないということです。
ですが、鯉のぼりを洗濯機で洗うのは絶対にNG。ではどうやって洗濯すればいいのでしょうか。

鯉のぼりの洗濯手順をおさえよう!

鯉のぼりの洗濯手順
  1. 汚れ落ちをよくするためぬるま湯を用意しましょう。
    熱すぎると生地を傷めるので大体30~40度くらいがベスト。

  2. 洗剤は中性洗剤を使用しましょう。
    中性洗剤以外だと色落ちや色移りの原因になるので注意してください。
    洗剤の量は少なくていいですが、湯によく溶かしておきましょう。

  3. 生地を傷めないようにつけ置き洗いで汚れを浮かせます。
    約1時間ほどつけ置きしましょう。
    それ以上つけておくと色落ちする可能性があるので注意しましょう。

  4. 汚れの目立つ部分は軽くもみ洗いしましょう。
    ごしごし洗うと生地を傷めるので生地をつまむように洗うと良いですよ。
    金箔部分は剥がれやすいためあまり触らないほうがいいでしょう。

  5. 汚れが落ちたら流水で洗剤を流しましょう。
    きれいにすすぎ終わったら軽く水気を拭いてから陰干しに。

鯉のぼりはアイロンもできないので干すときは軽くシワを伸ばしてから干しましょう。

鯉のぼりの畳み方と収納方法

洗濯、乾燥が終わったらいよいよ鯉のぼりを収納します。のぼりを収納するときは元々鯉のぼりが入っていた箱を使用しましょう。

しまう前に他のパーツや部品が揃っていることを確認し、錆びやすい金具部分は軽く拭いたあと錆止めなどを塗っておきましょう。

変色してしまうのでアイロンを使わずに手でシワを伸ばします。箱に入っていた台紙を鯉の目のあたり、口を内側に折りたたんだ時に口の金具が当たる部分に置きます。

  1. 鯉の口幅に合わせて背びれ部分と腹びれ部分を内側へたたみます。
  2. 口の部分には金具が入っているので、折らないように内側へたたみます。
  3. 口の金具の幅に合わせて、口部分から尻尾に向かって巻くように折りたたみます。

シワができないように畳んだら、箱に入れ直射日光が当たらず、湿度の高くならない場所へ保管しましょう。

ナイロン製やポリエステル製の鯉のぼりは防虫剤は不要ですが、どうしても入れたい場合は鯉のぼりに触れないように入れましょう。

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兜の収納方法と防虫対策

鯉のぼりとともに飾った兜も部屋の中とはいえ多少は汚れています。ここでは兜の収納方法や防虫対策についてご紹介します。鯉のぼりと同様に兜もしまう前に清潔にしておきましょう。

まず綺麗にする前にまずは柔らかい手袋を着用しましょう。手の皮脂が付くと染みや汚れになる場合があるので必ず手袋を着用しましょう。

次に兜は傷が付きやすいため眼鏡拭きのような柔らかい布を使って拭きましょう。布で拭ききれない細かい部分は毛ばたきで払うか、綿棒で拭き取りましょう。

きれいになったら収納箱につめていきましょう。この箱詰めの順番は結構重要で、説明書を見るか飾る時に順番を写真などで残しておかないとわからなくなるかもしれません。

全て入れ終わったら防虫剤を入れましょう。ここで注意したいのは去年入れていたものと同じタイプの防虫剤を使用すること

別のタイプを使用すると、去年の防虫剤成分と新しく入れた防虫剤成分の化学変化で中の兜を傷める可能性があるためです。

去年入れていたものを忘れてしまった場合は、箱を開けて風通しのいいところに数日おいて防虫剤の成分を飛ばしておきましょう。

防虫剤を入れる時は直接兜に当たらないようにしましょうね。触れた部分が溶けたり変色する可能性があるため、気を付けましょう。

まとめ

さて、いかがでしたでしょうか。

鯉のぼりはクリーニングに出せないので、自宅で洗濯機を使わずに洗いましょう。兜を綺麗にするときやしまうときは兜に皮脂が付かないように必ず手袋を着用しましょう。

来年も綺麗に鯉のぼりや兜を飾れるように、きちんとした手順で清潔にし収納しておきたいですね。

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