年も残り少なくなってくると、
年末の行事に向けて準備を始めるご家庭も多くなりますね。

この時期になると一般家庭だけでなく、
高齢者施設なども年末の行事に向けて準備を始めます。

12月の行事でメインイベントになるのは、やはりクリスマス会ですね。

高齢者のいる施設では、担当の職員の人がクリスマス会を企画します。

ですが、介護経験が少ない新人さんなどの場合は、
何を企画したら良いか分からず困ってしまうこともあると思います。

そこで今回は、高齢者の方が楽しめるクリスマスゲームについてご紹介します。

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高齢者の方はどんなゲームが好きなのか?

高齢者の方といっても70代~90代までと年齢の幅が広いです。

そんな年齢幅の高齢者の方たちでも、共通して楽しめるゲームがあります。

子ども達のするゲームと違って、走り回ったりして
遊ぶゲームはできませんが、知恵を使ったり、手先を使って座ったままで
行えるゲームだと共通して楽しむことができるのです。

あまり単調すぎたり、逆にテンポの早すぎるものはNGです。

難しすぎず、動きのはっきりしたものの方が好まれます。

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高齢者の方が楽しめるクリスマスゲームって?

ここから高齢者の方が気軽に楽しめるゲームを
いくつかご紹介してきます。

ビンゴゲーム

高齢者の方に喜ばれるゲームで
一番おすすめなのは、「ビンゴゲーム」です。

こちらは座ったままで出来るので、
足の悪い高齢者の方でも楽しむことができます。

また、紙を折るだけなので、
握力の弱くなった人でも簡単に行うことができるのです。

また、こんなビンゴの数字と盛り上げるのにちょうどいい
音楽も流れるデジタルビンゴなんか使ってもいいかもしれませんね。
↓↓↓

ビンゴすると景品がもらえるので、高価なものでなくとも、
日常とは少し違った「ハラハラ」「ドキドキ」とした気持ちが味わえるのです。

風船バレー

次におすすめなのは「風船バレー」です。

高齢者の方にすすめる風船バレーは、みんなで輪を作って
落ちないように風船を叩くというもので、車椅子の方でも参加できます。

輪を半分に区切ってチーム制にしたり、輪の中心に職員が入って、
職員と高齢者の方で対戦形式にしても盛り上がります。

こちらは輪の中に入っているだけでも楽しめるのでおすすめです。
バレーの最中にクリスマスソングをかけたりすると、よりクリスマスっぽくなりますね。

中身当てゲーム

次におすすめなのは、「中身当てゲーム」です。

箱の中身を見ないで手を入れ、触って中身を当ててもらうという単純なゲームです。
こちらは大人数過ぎると全員参加は難しいですが、
箱の前をスケルトンにしておくと、前から見ている人も十分に楽しめます。

テレビの企画などでも見かけることが多いので、高齢者の方も受け入れやすいと思います。
こちらも、箱の中身にクリスマスにちなんだ物を入れるといいですね。

輪投げ

「輪投げ」もおすすめです。
ペットボトルや紙のお皿、牛乳パックなどで簡単に作ることが出来ます。

↑例えば、こちらは紙皿で作る輪投げです。
色をカラフルに塗ったりしながら一緒に作ると楽しいかもしれませんね。

↑こちらは牛乳パックとティッシュ箱で作る輪投げです。

どちらも経費のかからないやり方でおすすめです。

こちらにクリスマスにちなんだツリーの飾りや、
雪だるまなどの飾りを貼り付けるとクリスマスらしい輪投げになります。

大掛かりな仕掛けが必要ないので、経費が限られている場合にも節約できます。

輪投げの輪も、新聞紙にビニールテープを巻いてクリスマスカラーに作ることができます。
こちらも景品を用意して競ったりするとより楽しめます。

ボーリング

「ボーリング」もおすすめです。

もちろんボーリング場に行くわけではありません。

こちらも職員さんが、ピンやボールを手作りで作って行えます。
クリスマスらしく飾り付けることも出来ますね。

こちらは個人の成績で競っても楽しめるので少人数でも行えます。

のど自慢大会

クリスマスらしくはないのですが、「のど自慢大会」なども喜ばれます。

年齢問わず歌うことが好きな人は多いので、
普段はまわりの人が気になって唄えない人も大きな声で歌を唄えるので喜ばれるのです。

個人で唄う人が少ない場合は、クリスマスソングや
冬にちなんだ歌などを合唱しても楽しめると思います。

じゃんけん大会

簡単ですが、景品を用意して、「じゃんけん大会」でも意外にに白熱します。

簡単で誰にでもできますし、結果が出るのが早いので飽きずに参加できます。

高齢者の方に楽しんでもらうにはどうしたらいいのか?

先程ご紹介したように、誰でも参加できるような
ゲームを提案することが大切ですが、楽しめるような工夫をすることも必要です。

場所や道具を用意しても盛り上がるものではありませんよね。
高齢者の方が楽しめるような雰囲気を作ったりすることも必要です。

その人の身体の動き具合に合わせて職員の方がサポートしたり、
積極的にゲームに参加できるような声掛けをすることも大切です。

また、同じゲームを長く続けすぎるのもNGです。
飽きてしまってやる気がなくなってしまいます。

高齢者といっても人それぞれ、年齢や性別によっても好みが違うので、
無理に参加してもらおうとせずに、楽しめるゲームにだけ参加してもらうのもいいと思います。

それに、高齢者の方にとってはクリスマス自体あまり馴染みのないものなので、
クリスマスにこだわり過ぎず、出来るゲームを楽しんでもらってはいかがでしょうか?

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