年末が近づくと沢山の行事があり、その中でも
季節のご挨拶行事に「お歳暮」「お年賀」がありますよね。

お中元やお歳暮は一般的なので、良く知られているとは思いますが
皆さんはこの「お歳暮」と「お年賀」の違いなどを知っていますか?

実は、私も知りませんでした・・・。

今回は、意外と知らない方も多い「お年賀」の意味や由来についてご紹介します!

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お年賀の意味と由来について、お年賀は誰にあげるの?

そもそも、お年賀の由来や意味や誰にあげる物なのでしょうか?

お年賀の由来は、昔、お正月のあいさつ回りの際に
年神様を祀る神棚へのお供え物「御年玉」をお互いに
持参した習わしがあったのですが、現代では新年のあいさつ回りに
持参する品の事を「お年賀」と呼ぶようになりました。

これがお年賀の起源とされています。

つまり、両親や親戚など普段お世話になっている方々へ
お正月のあいさつに伺う際の手土産の事ですね^^

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お年賀を自分の親や相手の両親に贈るならどんなものがいいの?

お年賀とお歳暮の違い

お年賀を自分の親や相手の両親に贈る場合、
どんなものが良いのか相場などが気になりますよね。

贈る相手の家族構成や趣味、好みによっても選ぶ品物も
変わってきますが無難な物だと、日持ちのする
「お茶」「コーヒー」「お菓子」「タオル」などが良く選ばれています^^

ですが、親世代は今はテレビなどで色々と情報が手に入るので、
興味や一度は食してみたいと思っていても実際に
購入する方法などが分からなくて諦めている方も多いです。

なので、今話題の物や人気のお茶やお菓子などを
チョイスしてお渡しすると会話も弾んだりしてオススメですよ。

最近では家族関係が微妙な家庭も多いかと思います。
コミュニケーションツールの一つとして、
お年賀を活用してみてはいかかでしょうか?^^

他にも、お年賀にはその場ですぐに口にする事が出来る物
(お酒や果物など)を持参される方も多いようです。

お年賀の相場についてですが、そもそもお年賀は
お供え物なのでお返し不要でお渡しするものです。

相手が恐縮してしまうような金額はNGです。

ですので、3000円程が妥当だと思います^^

甥っ子や姪っ子など親戚の子供が集まるので
あればお年賀だけでなくお年玉も用意しなければなりませんしね・・・(笑)

我が家は私もですが、親も叔父もお酒が好きなので
毎年美味しい日本酒をチョイスして持って行っています♪

お年賀とお歳暮の違いについて

お年賀とお歳暮の違い

お歳暮とは、年末に一年間の締めくくりとして、
今年一年お世話になった方へ日ごろの感謝をこめて贈る品の事をいいます。

贈る時期は、年の暮れ(12月初旬から遅くとも12月20日頃まで)に贈ります。

これより後になると慌ただしい時期を迎えるため、
あまり遅い時期に贈るのは失礼に当たります。

そしてお年賀は、新年の挨拶の時に持参する品の事をいい、
正月の松の内の期間(1月1日から1月7日)に持参し
手渡し手渡しするのが基本になっています。

それ以降になる場合は、1月8日から2月3日の間であれば
表書きを「お年賀」では無く、「寒中見舞い」または「寒中お伺い」となります。

お年賀とお歳暮の大きな違いは「贈る時期」の違いです。

それぞれ季節の挨拶の一つなのですが、贈る時期によって名称が変わります。

意味合い的にはどちらも日頃お世話になっている方への
感謝の気持ちと今後も変わらぬお付き合いを願い贈る物です^^

お年賀とお歳暮は両方送ったほうがいい?

お歳暮は年末(12月)、お年賀はお正月(1月)に贈る贈答品です。

これら2つはどちらもあいさつの品ですし、
ひと月と離れていないほど時期が近いので両方するべきなのか悩みますよね。

結論から言いますと、お歳暮とお年賀はどちらかだけで構いません。

【お世話になっている方には両方贈った方が良いのでは?】
と思われる方もいると思います。

しかし、お年賀は直接相手方の家に訪問し、
手渡しする事が基本なので訪問しない場合は
特に必要ありませんし、あえて発送する必要もありません^^

お歳暮を贈っているのであれば、それで十分です。

また、年始に伺う予定がある場合は
お歳暮をせずにお年賀を持参すれば問題ありませんよ^^

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