夜、日干しをしたふかふかのお布団で寝るのは気持ちいいですよね。でも、仕事をしていると、なかなか日干しできない。どうしても、平日はお布団を干せずに、ちょっと湿気っぽい…。

お仕事があると、平日は湿気対策できずにガマンしてしまいますよね。そんな時、少しでもお布団の湿気を取れる方法をお伝えします!

日干ししたお布団には勝てませんが、少しでも快適に眠れるお布団を手に入れる方法、ぜひ参考にしてみてください!

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置くだけで効果あり!押入れの湿気原因を取り除く凄いアイテム!

朝、目が覚めて、押入れにお布団をしまう前、押入れの中はどんな状態か見てみてください。押入れの棚にそのまま布団を入れていませんか?もし、そのまま入れているなら、寝ている布団が吸い込んだ湿気が押入れの中に充満してしまうかも!押入れの棚にそのまま布団を置いてしまうと、布団と棚が接する面積が広く、湿気が抜けていかないんです。

そこで、押入れの中に置くだけで簡単に湿気対策ができるアイテムをご紹介します!

すのこ

木製すのこ

「これだけで、本当に湿気対策になるの?」はい、なるんです。棚とすのこの間にできる、ほんの小さな隙間でも空気が通る通路になるので、ぜひ押入れの床部分に置いておいてください。

もし、押入れの中に余裕がある場合は、壁部分にも立てかけるとより一層効果が上がりますよ!すのこを用意する際、1つ気をつけて欲しい事があります。

それは、木製のすのこを選ぶ事!

プラスチック製のすのこも販売されていますが、プラスチックには吸湿性がないため、逆に布団の湿気で濡れてしまうことも…。木製すのこの場合は、何の木を使っているかによって、防虫効果や防カビ効果を期待することもできるんです。せっかくだから、色々な機能を持った木製すのこを用意してしまいましょう!

新聞紙

どこのお宅でも必ずと言っていいほど目にする新聞紙も、湿気対策の強い味方です。その新聞紙、どこに使えばいいでしょう?布団の下に敷いてしまうと、インクで汚れそうだし、壁に貼る訳にもいかないし…。

正解は、すのこの下に入れるんです。

新聞紙をクルクル丸めて棒状にしたら、すのこの下に空いている空間に入れて下さい。なんと、これだけで余分な湿気をよく吸ってくれる!

そういえば、小さい頃、おばあちゃんの家の押入れに新聞紙が敷いてあった気がします…。今から考えてみると、おばあちゃんの知恵袋だったんですね。

手近なもので、新聞紙をご紹介しましたが、段ボールでも代用はできます。段ボールは、すのこの下に敷くだけなので、準備も楽ちんです。あとは、新聞紙も段ボールも湿気を吸った気配がしたら早めに取り替えること!湿っているような感触があったら、すぐに取り替えましょう。

湿気を吸ってもらっているつもりが、カビの原因になってしまうこともあります。

除湿剤

すのこで空気の通り道を作り、下に敷いた新聞紙に湿気を吸わせる。それでも、やっぱり心配な時は、コレに頼ってしまいましょう。

押入れは、上下2段になっている事が多いと思います。湿気は下の段に溜まりやすいので、下の段には必ず置いてください。「上の段は置かなくても大丈夫?」と思われるかもしれませんが、上の段にも置いておくのがベストです。

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湿気取りのプロがお伝えします!休日に出来る小ワザ10選

ここまでは、押入れの中の湿気対策について見てきました。でも、押入れの中に湿気対策をしても、布団は毎日しまうもの。なかなか日干しができないと、布団から湿気が出てしまうものです…。そんな時は、休日にササっとできるこんな小技をご紹介します。

お布団を干している間や、押入れにしまう前にできる小技。さらには、布団や押入れだけではなく、部屋全体の除湿に使える小技も!ぜひ実践してみてください!

まずは、布団をしまう押入れの湿気対策。押入れが湿気っていると、布団が湿気を吸ってしまうんです。なかなか布団の日干しができない時は、押入れで湿気を吸わない工夫もしましょう。

押入れのふすまを開けっぱなしにする

押入れに空気の通り道を作ることで、湿気対策ができると前の項目でお伝えしました。すのこで作れる空気の通り道は、小さな隙間を利用したものです。もっと大きな通り道を作ってあげれば、湿気が押入れから出て行ってくれると思いませんか?それなら、押入れのふすまを開け放してしまいましょう!

押入れの真ん中にふすまを寄せるだけ。お休みの日、布団を日干ししている間だけでも十分です。空気の入り口と出口を作ってあげることで、湿気が押入れの外に出ていってくれますよ。

押入れに向かって扇風機を回す

もし、扇風機やサーキュレーターがある場合、押入れのふすまを開けて扇風機を回してください。押入れのふすまを真ん中にしておいて、扇風機で風を送る…。人工的に風の通り道を作ってあげるんです。この方法は、私がよくやる湿気対策です。

押入れのふすまを開けるだけでも湿気を外に出す事はできますが、扇風機を回しておくだけで、押入れの中のジメジメ感が違います。押入れを開けっぱなしにするのに抵抗がある場合、この方法なら、短時間でも湿気対策には十分です。ぜひ、試してみて下さいね。

布団をすぐにしまわない

これは平日でもできる、ちょっとズボラな湿気対策です。布団をしまわないと言っても、朝起きてから、夜寝るまで敷きっぱなしにするというわけではありません。

布団は、寝ている間に人がかいた汗を吸って湿ってしまいます。朝、起きてすぐに布団をしまうと、その湿気を布団と一緒に押入れにしまってしまう事になるんです。

それなら、少しでも湿気を飛ばしてあげましょう!理想は1時間程度ですが、朝ごはんを食終わるまでや、シャワーを浴びる間など、普段より布団を敷いている時間を少しでもいいので、長くしてあげてください。この時、敷布団と掛け布団がバラバラに置いてあるといいです。それぞれの布団を自然乾燥させてから押入れにしまってあげてくでさいね。

備長炭を置く

少し前に、消臭効果があるとよく耳にした備長炭ですが、除湿効果もある優れものなんです。小さなカゴに入れて置いておけば、除湿・消臭してくれます。炭なので、湿ったかどうか分かりづらいですが、効果が薄れたと感じたら、日干しをすればまた使える優秀アイテム。

ちなみに、湿度が低い時は加湿効果もあると言うので…冬の時期も重宝しますね。

最近では、炭で作られたオブジェなんかもありますので、押入れなどの見えないところには小さな炭、部屋の端に置くものはかわいいデザインのもの…なんて使い分けて、お部屋の除湿に活躍してもらってもいいかもしれませんね。

重曹を置いておく

本当に重曹には頭が下がります。水に溶かせば拭き掃除で活躍し、小さな瓶に入れて置いておけば、部屋の除湿・消臭剤として活躍…。除湿剤として使った時は、固まってしまったら取り替え時期の合図です。固まった重曹は水に溶かせば、拭き掃除のお供に使えます。

重曹は湿気を吸って固まってくれるので、取り替え時期を教えてくれるのと同時に、部屋全体の拭き掃除をしたらどうだろう?と教えてくれている…と私は思っています。めんどくさがりなので…重曹に背中を押されて大掃除をしています。そろそろ替え時かと思いますので、チェックしてみます。

次に紹介するのは、布団そのものの湿気対策。
なかなか日干しができない時、どんな工夫ができるのか参考にしてみてください。

布団を部屋で干す

「布団は日干しするもので、部屋で干すものではないでしょう!」確かにそう思います。布団は大きいし、部屋の中で干せるベランダみたいな広いスペースはないし…。でも、布団をイスの背もたれなどのちょっとしたものに掛けて、エアコンを除湿にするだけでもかなり違いがあるものなんです。

エアコンは寒い…なんて時は、除湿機やサーキュレーターでも大丈夫。少しでも布団が吸った湿気を少しでも外に追い出してあげられると、布団に入った時違いを感じるものなんです。

布団を床に直接敷かない

「それじゃ、寝る場所がなくなっちゃう!」いえいえ、床に寝るなと言う意味ではありませんよ。床に直接布団を敷いてしまうと、寝ている間にかいた汗が床に落ち、その汗を布団が吸い込んで湿ってしまう…という悪循環が生まれてしまうんです。それに、寝ている間の汗は布団に寝ていることで床に押し付けられている状態ですので、カビの原因にもなりかねません。

こんな時は、押入れ内の湿気対策でもご案内したすのこを活用しましょう。

最近では、床置きタイプのすのこベッドも販売されていますので、こちらを置いてから布団を敷きましょう。すのこベッドは、部屋の中ですのこごと布団を干せる利点も持っていますので、床に布団を敷いている方にはおススメです。

除湿シートを使う

ドラッグストアやホームセンターで、除湿シートを目にした事がある方はいませんか?実は、意外と優秀なアイテムだったりするんです。

布団の下に除湿シートを1枚挟むだけで、布団の湿気を吸収してくれます。花粉症の季節、屋外に布団を干すのが嫌な時、除湿シートに助けてもらっています。この除湿シートを使うだけで、だいぶ布団が軽い気がします。

よく目にする除湿シートは、干すタイミングを教えてくれるマークが付いていますし、洗濯ができるものもありますので、衛生面も安心です。もちろん、布団の湿気対策だけではなく、カビ対策もできるので1枚持っていても損はないと思いますよ。

バスタオルを布団の下に敷く

タオルの使い方としては間違っていると言われそうですが…。実は、タオルを下に敷いておくだけでも布団の湿気を吸ってくれるので、湿気対策にはなるんです。バスタオルは大きさも十分にありますので、汗をかきやすい頭〜背中にかけて敷いておくと、大分違いを感じてもらえるかと思います。

また、バスタオルは大きさのあるタオルですが、洗濯をすることができる大きさですので、汗を吸ったバスタオルを洗濯して乾かせば、毎日使うこともできる湿気対策グッズになってくれますよ。

除湿シートが欲しいけど、なかなか買いに行けない方、ぜひ試してみてください。

ゴザを敷く

薄手でも構わないので、布団と同じような大きさのサイズのゴザを敷くのも湿気対策になります。昔の日本家屋の床は畳敷きで、その上に布団を敷いて寝ていました。

ゴザは、畳と同じイグサで作られていますので、畳敷きの部屋に布団を敷いているのと同じような環境を作ることができます。また、ゴザだと薄手なので簡単に干すこともできますし、クルクルと丸めて立てて保管することもできます。

まとめ

布団の湿気対策について見てみました。今日からでもできる簡単なものがたくさんありますよね。家にあるちょっとしたものでも、工夫次第では湿気対策グッズに早変わりします。

梅雨の時期を迎える前に、一度、押入れと布団の湿気対策を済ませておいてはいかがでしょうか?

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