子どもが無事に成長したお祝いをする七五三参りはいつ行うものなのでしょうか?

一般的には、11月15日「七五三の日」に、
近くの氏神様へ家族そろってお参りする行事になっています。

最近では、11月15日前後の土日や吉日に参拝される方も多くなっています。

とはいえ、初めて自分のお子さんの七五三を迎える
という場合は、あまり七五三の意味などがわからないのではないでしょうか?

七五三が近づいてから慌てることがないように
今回は七五三の時期や意味・由来などについてお話をしていきます。

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七五三2017年の時期はいつごろ?

2017年の11月15日は水曜日です。

大安ですので七五三参りには最高に良い日です。

しかし、平日なので、お仕事の都合やご家庭の事情などで参拝できない方も多いと思います。他の日で、七五三のお参りに良い日はいつが良いのでしょう。

大安以外の吉日で、先勝は、午前が吉とされていますが、
午後2時すぎは凶となるので午前中の参拝をおすすめします。

友引は、お昼以外が吉日になりますので
昼食をはさみながらお参りされてはいかがでしょう。

11月19日(日)大安
11月11日(土)先勝
11月3日(金・祝)大安
11月12日(日)友引
10月22日(日)大安
10月28日(土)大安
11月25日(土)大安
10月14日(土)友引
11月5日(日)先勝

土日祝日の大安、友引、先勝は、かなりの混雑が予想されますので
六曜にこだわりのない方は、吉日以外の土日祝日に行かれる方が多いでしょう。

10月15日(日)先負
10月21日(土)仏滅
10月29日(日)赤口
11月4日(土)赤口
11月18日(土)仏滅、
11月26日(日)赤口
11月23日(木・祝)先負

仏滅にお参りされても特に問題はありませんので、
ご家庭のご都合の良い日に参拝に行かれると良いでしょう。

七五三の意味や由来について

七五三とは、子どもが無事成長したことに感謝し、
これからも元気に育つことを願って、地元の氏神様にお参りする儀礼です。

もともとは、貴族などの習慣となっていた行事が
一般的に広まり行われるようになったそうです。

昔は、乳幼児の死亡率が高く、7歳までは「神の子」とされていました。

神様の庇護の下にあり、何をしても許されるが、
事故や病気でいつ死んでもおかしくないと考えられていました。

7歳になってから、やっと社会の一員として認められるようになったといわれています。

また、3歳は言葉5歳は知恵7歳は歯を、
神から授かることに感謝したという意味があるそうです。

また、七五三は、節目に当たる年で数え年の3歳(満2歳になる年)で
「髪置きの儀」といい、髪の毛を伸ばし始めるころで、男の子も女の子もお祝いします。

数え年の5歳(満4歳になる年)は「袴儀」といい、男の子が初めて袴を着ます。

数え年の7歳(満6歳になる年)は「帯解きの儀」といって女の子が紐付きの着物から、
大人の帯を締める着物を着ることから、七五三の由来になっています。

地域によって、男の子は5歳だけのところもありますし、3歳と5歳の両方の場合もあります。

また、数え年でお祝いするのが本来ですが、
最近では、満年齢でお祝いすることも多いようです。

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どうして、七五三は11月15日なのか?

これには、主に2つの説があります。

1つは、11月15日に徳川綱吉の子ども、徳川徳松の成長のお祝いをしたことで、
お祈りをしたのち、病弱だった徳松が健やかに成長したことから広まったとされています。

もう1つは、旧暦で15日が鬼宿日(鬼が宿に居る、鬼が出歩かない日)に当たり、
何事をするのにも吉とされていたからです。

また、七五三には欠かせない千歳飴は、
飴屋が参拝客向けに作ったことから始まり、
「千年も長く生きるように」との願いがこめられているそうです。 

七五三のお参りの時期はいつがいい?

鹿児島では、「七草参り」「七草祝い」という
1月7日に七五三のように着物を着てお参りする風習があるようです。

地域でさまざまなお祝いがありますが、
七五三のお参りは、11月15日の「七五三の日」の前後に
神社にお参りされることが一般的に多いと思います。

小さいお子さん連れや妊婦の方などは、
9月、10月、12月でも参拝はできるので、
時期をずらした方が負担も少なく、ゆっくりと
お子さんのお祝いができるのではないでしょうか。

4月~9月頃には、写真館やフォトスタジオで
「七五三の前撮りプラン」というものもありますので、写真だけ先に撮られる方もいます。

通常よりお得に撮影できて、他の方と重なることも少ないので
2~3歳くらいのお子さんにはおススメです。

七五三のお参りも、神社によっては
予約が必要な所がありますので祈祷の予約などは早めに確認されても良いと思います。

また、おじいちゃん、おばあちゃんも一緒にお祝いをする場合は
レンタル衣装・美容室の他にホテル・レストランなどの会食の予定も出てくることでしょう。

人気のあるものは衣装だけではなく個室などの予約も埋まってしまうので、
早めに予約されると良いでしょう。

ぜひ、七五三のお祝いには、神社に参拝し今日まで
無事に成長できたことを感謝し、これからの健やかな成長をお祈りしましょう。

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