湿気でじめじめとした梅雨の時期。
気付くとフローリングもベタついているということはありませんか?
今回はフローリングがベタつく原因や
それを掃除するコツや予防方法などをご紹介します。
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床のフローリングがベタベタとベタつく原因は?
そもそも
フローリングがべたつく原因にはどのようなものがあるのでしょうか。
①油汚れとホコリ
調理中は油がはねないように気を付けていても
湯気や煙に混じって油汚れは広がります。
油汚れは落ちにくいため
いくら掃除をしても床のべたつきはなくなりません。
そこにホコリが付着すると尚更です。
知らず知らずのうちにフローリングに黒ずみができているとしたら
それは油汚れとホコリによるものでしょう。
②足の裏から出る皮脂
フローリングがべたつく原因は
足の裏から出る皮脂によるものである可能性もあります。
足の裏には皮脂腺がありませんが指の間にはあります。
足の裏は1日でコップ1杯分の汗をかくと言われており
指の間から出る皮脂と混じり合ってべたつきの原因になります。
③湿気が多い
梅雨の時期など湿気の多い時期は
家中がべたつきがちです。
特にフローリングは湿気の影響を受けやすく
「床がベタベタしている」と感じることも多いでしょう。
床がべたついていると
当然ゴミやホコリが付着しやすくなります。
まずは湿気対策をしなければ
掃除をしても意味がないでしょう。
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床のフローリングのべたつきのを掃除して落とす方法
では、フローリングのべたつきを落とすためには
どうしたらよいのでしょうか。
効果的な掃除方法をいくつかご紹介しましょう。
①重曹を使う
フローリングのベタベタ汚れの原因は
ほとんごが油汚れです。
食べ物の油はもちろんのこと
足の裏から出る皮脂も含まれます。
当然水拭きだけでは汚れが落ちにくく
洗剤を使用したくなる人もいると思います。
しかし市販の合成洗剤は小さな子供や
ペットがいる家庭では使用したくないものです。
そこでおすすめしたいのが重曹です。
正式名称「炭酸水素ナトリウム」は
弱アルカリの成分であるため酸性成分である油汚れや皮脂汚れを
きれいに落としてくれるのです。
さらに、消臭効果もあるため
フローリングの掃除には最適です。
まずは、重曹をお湯に溶かして重曹水スプレーを作りましょう。
後は床に吹きかけてぞうきんで拭くだけです。
ここで注意してもらいたいのが
重曹を溶かすお湯の温度です。
65度以上のお湯で溶かしてしまうと
強いアルカリ性になるため危険です。
皮膚にトラブルを招く原因になるでしょう。
お湯の温度は30℃くらいになるように調整し
1カップに重曹小さじ1/2程度の割合でスプレーを作るようにしてください。
②酢を使う
フローリングのべたつきには
酢を使った掃除方法もおすすめです。
酢には溶解、浸透、剥離作用があるため
落ちにくい油汚れもすっきりと落とす効果があります。
食品なので安心して使用できるのもメリットですよね。
水1リットルに対して酢を大さじ2杯加えたもので
フローリングを拭いてみましょう。
お金をかけずに掃除をしたいなら
絶対におすすめの方法ですよ。
③掃除の順番に注意する
フローリングを拭き掃除するタイミングは
朝一番が効果的です。
夜の間に床にたまった汚れを一気に掃除することができからです。
人が歩き回ることで汚れは舞いあがってしまうため
家族が起きる前のタイミングで掃除をすることをおすすめします。
また、掃除機をかけるときも排気でゴミが舞いあがらないように
先に拭き掃除をするようにしてください。
部屋の掃除は上から下へが基本です。
しかし棚や照明器具など上の方にたまる汚れは
衣類から出たホコリなどがひとたび床に落ちた後
舞いあがったものがほとんどです。
先に床をきれいにすることで舞いあがる汚れが少なくなるでしょう。
④汚れたらすぐに掃除を
フローリングのべたつきは
油汚れやホコリが蓄積した結果です。
時間が経つほど落ちにくくなるため
汚れたらすぐに掃除をする習慣をつけるようにしましょう。
すぐに拭き掃除をすることで汚れは簡単に落ちます。
落ちにくくなった汚れを掃除するのは
大変さ作業であるため面倒になって後回しにしてしまいがち。
その結果
常にフローリングがべたついた状態になってしまいますよ。
床のフローリングのべたつきを予防する方法は?
フローリングのべたつきを感じるたびに掃除をするのは大変なことです。
できるだけべたつかないようにするためには
どうしたらよいのでしょうか。
①湿気対策
湿気が原因でフローリングがべたつく場合
湿気対策が必要になります。
湿気の多い時期は
エアコンや除湿器を使用する人も多いですよね。
しかし1日中つけっぱなしにしておくわけにもいきません。
そこで、おすすめなのがコルクマットです。
コルクマットは内部に無数のあなを備えており
調湿機能に優れています。
汗ばんだ足で歩いてもべたつくことはないでしょう。
何よりもコストがかからず設置も簡単です。
湿気の多い時期を快適に過ごすために
ぜひ一度試してみてください。
②足の裏から出る皮脂を減らす
皮脂の分泌量を減らすためには様々な対策があります。
おすすめの対策としては
お風呂のときに冷たい水と暑いお湯を交互にかけて
神経に刺激を与えてみてください。
血行がよくなるようにマッサージも行うと尚良いです。
③掃除しやすい環境にする
特にキッチン周りのフローリングはべたつきやすいため
汚れが蓄積しないようにこまめに掃除をする必要があります。
できるだけ掃除をしやすい環境にしておくことで
汚れの蓄積を防ぐことができるでしょう。
例えば、キッチンの近くに重曹や酢、ぞうきんなどを常に置いておいたり
あえてキッチンマットを敷かないですぐ掃除ができるようにしたり。
さいごに
さて、いかがでしたでしょうか?
快適に過ごせるフローリングを維持するためにも
効果的な掃除方法や汚れの防止方法を知っておくとよいでしょう。
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