結婚報告をすると、結婚祝いを会社からもらう場合があります。個人でもらう場合はお菓子がしやすいのですが、「社員一同」と連名でもらった場合どうすべきか難しいところです。

一人ひとりに返すわけにもいかないですし代表に返すのもおかしい…そんな時は、どうするべきかお伝えいたします。

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結婚祝いを社員一同で貰った時お返しは必要?いらないと言われた場合は?

連名でお祝いをいただいた時は、個人一人ひとりにお返しするのが基本的なマナーです。そのため、いらないともし言われたとしてもお返しするのが本来のマナーです。

たとえば、同じ部署の人だけで5人くらいまでの人数の連名でいただいた時は、一人ひとりにお返しするとよいでしょう。

でも、フロア全体でいただいた時など10人、20人と大人数からの場合は個人でお返しするのは大変です。そんな時は、お返しするものを工夫する必要があります。

大体、お祝いをいただいてから1か月以内にお返しを準備するようにしましょう。結婚式がまだ先の場合でも、お返しだけ先に1か月以内にお渡しするのがマナーです。

結婚祝いを社員一同で貰ったお返しをする時、何をあげたらいい?

数人からいただいた場合は、もし個人の趣味がわかるような間柄であれば一人ずつにあったものをお返ししたらいいですし、わからないようであれば同じものを個包装してお返ししたらよいです。

数人の連名で金額も大体わかる場合は、カタログギフトをお返しするのが手っ取り早いですね。

大人数の時は個包装して一人ひとりに渡し歩くのはとても大変なのでお菓子を配るのをオススメします。普段食べないようなちょっとオシャレなお菓子をデパートで買ってこれるといいですね。

または、新婚旅行のお土産をお返しに配るのも喜ばれます。お返しはモノで残ってしまうものだと相手が困る場合があるので、お菓子など消耗品をお返しするのがポイントです。

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結婚祝いを社員一同で貰ったお返しの価格と渡し方は?

お返しをする場合は半額~3分の1くらいの金額が相場となります。

そのため、5000円のものを5人からもらった場合は一人1000円なので、半額であれば500円ほどということになります。必ずしもこの割合にこだわる必要はありません。お返しとともにお礼状を書くとなお良いですね。

また、社員一同としている場合はもしかすると全員が同じ金額を出し合っていない可能性があります。たとえば部長だけ、ほかの社員より多めに出してくれている場合があります。

もしそれが受け取った時にわかるようでしたら、金額を多めに出してくれた人には相応のお返しをするのがマナーです。

とは言っても、かなり高額の場合は無理に半返しする必要はありません。きちんと感謝の気持ちを伝えて3分の1程度のお返しで十分です。

何をお返ししたらいいかわからない時に商品券や現金をお返しするのはやめておきましょう。

結婚祝いを社員一同で貰った時のお返しは逆に失礼?失礼にならず相手にも負担に思わせないコツ

会社の福利厚生の一部でお祝いをいただいた時はお返しをする必要はありません。

また、「相手のちょっとした気持ち」程度のお祝いでそれのお返しとなるとかなり少額のものになってしまう場合もお返しする必要はないでしょう。お礼をきちんと伝えればOKです。

半額以上のものをお返しするとかえって相手に失礼になってしまいます。「あなたはこれだけしかくれなかったけど私はこれだけ返すわよ」と、張り合っているように受ける人もいます。

あなたにそんな気がなかったとしても受け取る相手によってはあまりいいように思ってもらえません。

そのため、そもそもお返しが必要なお祝いなのか相手にとって失礼なお返しにならないかをよく考えてお礼をする必要があります。

まとめ

社員一同で、お祝いをもらった時はお返しが必要なものかどうかをまず見極めてください。

大人数からいただいた場合はお菓子をみんなに配る程度のお返しで問題ありません。仲のいい職場の数人からもらった場合は個人で一人ひとりにお返しするとよいですね。

お祝いやお返しに明確なルールはありません。あなたの感謝の気持ちを伝えるためには何をお返しするのがベターかよく考えてみましょう。

とはいっても、もらった以上のお返しをすると相手に気を遣わせてしまい、むしろ失礼にあたるのでお返しの相場は多くても半分以下にしておくことをオススメします。

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