寝る時は必ず使うと言ってもいい枕。
こだわりをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
では、その枕の洗濯はどうしていますか?
枕って洗濯するの?!
枕が洗濯できるなら、どんな頻度で洗濯すればいいの!?
枕の洗濯と言われても、疑問がたくさん浮かびますよね。
そんな疑問にお答えします!
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枕の正しい洗濯の仕方その1綿素材 中には洗濯機では洗えないものも!
まず、枕って洗濯できるの?
そんな疑問を持たれる方は多いと思います。
枕には、洗えるものと洗えないものがあります。
まずは、枕の洗濯表示を確認してみてください。
こちらは、私が使っている枕の洗濯表示です。
それぞれの洗濯表示を見てみましょう。
上の段
- 30℃を限度とし、洗濯機で非常に弱い洗濯ができる
- 酵素系漂白剤の使用ができるが、塩素系漂白剤は使用禁止
- タンブル乾燥禁止されている
- 日陰の日干しが良い
下の段
- アイロン仕上げ禁止
- ドライクリーニング禁止
- ウエットクリーニングができる
この洗濯表示を確認すると、弱くであれば洗濯機を使うことができるのが分かります。
主にポリエステルの綿で作られている枕は洗濯機を使える可能性が高いようですが、天然素材の綿の場合は洗濯機は避けた方がいいこともあるようです。
一言に綿の枕と言っても、洗濯機を使える場合と、手洗いのみの場合、洗濯ができない場合とありますので、洗濯表示を確認してから洗濯しましょう。
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枕の正しい洗濯の仕方その2様々な素材 素材別に乾燥方法まで解説!
枕には、綿以外にも様々な素材が使われています。
素材ごとに、洗濯ができるものやできないものがあります。
やはり、洗濯をする前に、必ず洗濯表示を確認することを忘れないでください。
ここでは、枕に使われている主な素材別に洗濯の可否と乾燥方法をご紹介します!
パイプ
ストローを小さく切ったようなパイプ製の枕は、自宅で洗濯ができる代表のような素材です。
耐久性に優れていますので、枕カバーを外して洗濯ネットに入れれば洗濯可能です。
干す時も、洗濯バサミで吊るしておけば問題ありません。
ただし、1つの枕に使われているパイプの数はかなりの量になります。
パイプ自体も小さくて細いので、パイプの中まで乾ききらないうちに使用してしまうとカビや菌が発生する可能性もありますので気をつけてください。
ビーズ
最近、手触りの良いビーズ製の枕やクッションを見かける事が多くなったと思います。
ビーズの場合、洗濯ができるものとできないものがあります。
まずは、洗濯表示を確認しましょう。
洗濯ができる場合は、必ず細かい目の洗濯ネットに入れてください。
万が一、ファスナーの端からビーズが出てきてしまった時も安心です。
洗濯不可の場合は、カバーの交換や消臭スプレーの活用、天気のいい日に30分程度の天日干しをしてください。
低反発枕
心地いい柔らかさの低反発枕ですが、洗濯する場合は一番気をつけたい素材です。
低反発枕に使われるウレタンフォームは、とてもデリケートな素材なんです。
ご自身が使っている低反発枕を洗濯したい時は、必ず洗濯表示を確認してください。
洗濯不可の表示がある場合は、枕カバーを頻繁に交換したり、消臭スプレーをかけて陰干しする事で対処しましょう。
手洗い表示がある場合は、中性洗剤を溶かしたぬるま湯で押し洗い、洗濯機の使用が可能な場合は、枕の型崩れを防止するためにも、バスタオルなどで枕をくるんでから、洗濯ネットを使用して洗濯をしてください。
洗濯が終わって枕を干す時も注意が必要です。
洗濯バサミで挟んで吊るす…なんて、絶対に避けてください。
ウレタンフォームは、自分の重みでボロボロになってしまいます。
吊るして干したい場合は、枕干し専用のハンガーを準備しましょう。
わざわざハンガーを用意するのは…という方は、洗濯カゴの上に置いて乾燥させてください。
枕の型崩れを防止しながら干すことができます。
そして、低反発枕を干す場所ですが、必ず陰干しをしてください。
低反発ウレタンフォームは、紫外線で劣化する特徴もある素材です。
直射日光の当たらない、風通しの良い場所に干してあげましょう。
低反発枕は、中までしっかり乾燥するまで2〜3日かかります。
生乾きの状態だと、不衛生にもなりかねませんので、焦らずしっかり乾かしてから使ってくださいね。
そばがら
そばがら枕は、そばの実の殻を乾燥させたものを使ったものです。
せっかく乾燥させたものに大量の水を含ませてしまうと、そばがらがふやけてしまったり、しっかり乾燥しきらなかった場合はカビの原因にもなりかねません。
そばがら枕を使っている方は、枕カバーの交換と天日干しで対応しましょう。
そばがらの場合は、長時間の天日干しも問題ありませんので、表側も裏側もしっかり日光を当ててあげてください。
少し手間がかかっても大丈夫!という場合は、枕の中に入っているそばがらを新聞紙などに広げて天日干しをするもできます。
そばがら全体をしっかりと乾燥させる事ができますので、カビや菌、ダニ対策にもなります。
羽毛
フワフワとした柔らかい枕がお好みの方は、羽根の枕を使っている方も多いのではないでしょうか?
羽毛枕も、洗濯ができない素材です。
羽毛は、水に濡れるとフワフワとした感触が失われてしまいます。
どうしても洗濯したい場合は、ドライクリーニングに出すことをオススメします。
そこまでしなくても…という場合は、30分程度の短時間の天日干しで問題ありません。
枕の洗濯頻度はどれくらいがいいの?
今まで、素材別に枕の洗濯方法について見てきました。
洗濯方法は分かったけど、どれくらいの頻度で洗濯をすればいいの?
枕の中材によっては、乾くまでにかなり時間がかかりそうだから天気が悪いと洗濯は難しそうだし、花粉症の時期や梅雨の時そんなに頻繁に洗濯できるとは思えない…。
私もそう思います。
枕を洗濯する際の理想の頻度は、週1回。
しかしながら、枕が完全に乾くまでの時間や天気を考えるとなかなかできないのが現実と言えます。
洗濯が難しいなら、干すのも含めて週1になるようにしましょう。
でも、「枕は週1で干してるから大丈夫!」と安心しないでくださいね。
最低でも枕カバーは週1、枕本体は月1の頻度で洗濯は行いましょう。
洗濯することで、干すだけでは防ぐことのできない細菌の繁殖や、臭い対策にもなります。
まとめ
枕を自分で洗濯するのは難しいように感じられるかもしれません。
毎日使うものだからこそ、洗濯ができる場合は、洗濯をする頻度を高くして、気持ちよく眠れるようにしたいですよね。
ぜひ1度、ご自身が使っている枕の洗濯表示を確認してみてください。
洗濯可能な場合は、1度洗濯してみてください。
そして、可能であればなるべく高い頻度で洗濯を続けてみてください。
気持ちよく眠れる以外にも、肌荒れ防止などの効果が現れるかもしれませんよ!
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