今年の漢字

今年一年皆さんはどんな年になったでしょうか?
そんな今年一年の世相を漢字一字で表したものが、
毎年年末に選ばれる「今年の漢字」です。

今年はどんな漢字が選ばれるのでしょうか?
候補予想と発表場所や時期についてご紹介していきます。

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今年の漢字2017年はどんな漢字か大胆予想!

筆者の独断ですと、今年は政治情勢が不安定だったり、
有名人の不倫が多くニュースになったのが印象的でした。

なので、「不」が第一予想で次いで「倫」ではないかと予想しています。

北朝鮮ミサイル問題も漢字一字で
表せたら入りそうな気がしますが、ちょっと思いつきません。

今年は政治的なニュースが多く、
あまりハッピーな話題が少なかった年のように思います。

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過去に選ばれた「今年の漢字」を振り返ってみよう

実際過去に選ばれた漢字はどのようなものがあったのか振り返ってみたいと思います。

1995年 「震」
1996年 「食」
1997年 「倒」
1998年 「毒」
1999年 「末」

2000年 「金」
2001年 「戦」
2002年 「帰」
2003年 「虎」
2004年 「災」

2005年 「愛」
2006年 「命」
2007年 「偽」
2008年 「変」
2009年 「新」
2010年 「暑」

2011年 「絆」
2012年 「金」
2013年 「輪」
2014年 「税」
2015年 「安」
2016年 「金」

22年間の中で、「金」という文字が3回も選ばれています。
これはオリンピックの開催された年に選ばれているようです。

他の年では同じ漢字は選ばれたことがないようです。

毎年違った大きな出来事があると選ばれることはないのでしょうか?
次は応募方法や選定の基準について紹介していきます。

今年の漢字は一般人が選んだり、応募はできる?応募方法や期間はいつまで?

意外と知られていませんが、実は今年の漢字は、
全国および一部海外からの公募の中から選出されています。

全国民が一番多く選んだ漢字が「今年の漢字」の選定基準になっています。
応募期間は11月1日か~12月5日までです。

応募方法ですが

に加えて、全国900箇所以上の書店や
図書館などに設置される「今年の漢字応募箱」
または、学校、企業等からの団体応募があります。

今年から、会員登録なしでスマートフォンからも応募できるようになりました。

11月1日に開設された「2017年 今年の漢字」
公式Twitterアカウント@Kotoshinokanjiから
「今年の漢字についての情報を随時発信しているそうですよ。

今年の漢字2017はの発表はいつ?発表される場所はどこであるの?

今年の漢字 清水寺

発表は12月12日に京都の清水寺で、
森清範貫主(もりせいはんかんす)の揮毫(きごう)により発表されます。

ちょっと言葉が難しく感じますが、
森清範という清水寺の住職さん直筆の毛筆で発表されるということだそうです。

なぜ12月12日かというと、
漢字の普及・啓発活動の一環として、
日本国民に奥深い漢字の意義と日本文化を伝承するという目的で、
公益財団法人日本漢字能力検定協会が12月12日を「漢字の日」と制定したからです。

12月12日「いい字(じ)いい字(じ)」ということで
覚えて欲しいという願いが込められているそうです。

そもそも「今年の漢字」とは一体どういうものなの?

今年の漢字は、公益財団法人日本漢字能力検定協会が主催しています。
漢検という略称はよく耳にしますよね。

1995年から毎年開催されており、
国民の最多応募数の漢字が「今年の漢字」に選ばれます。

国民一人一人が、一年を振り返り
その年の世相を表す漢字を考えることで漢字の持つ奥深い意義を
再確認してもらおうという意図から開催されるようになりました。

京都の清水寺で、住職によって発表されることになっています。

テレビでも放送されていますが、住職が練習なし本番で「今年の漢字」を書きます。

12月12日の朝に漢検の理事長が
「今年の漢字」を書いた紙を住職のもとへ持って来て書いてもらうそうです。

それまでは、「京都八福庵」という公許取扱処に管理されているようです。

今年の漢字まとめ

毎年なんとなく、年末の恒例行事として「今年の漢字」を眺めてきましたが、
そこには日本の伝統的な文字文化を継承しようという願いが込められていたんですね。

デジタル化が進んで、年賀状などもメールで済ませる人が多くなってきましたが、
字を書くことを大切にする日本の文化も、忘れずに後世に残していきたいものですね。

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