いよいよ2018年の全国高校野球選手権大会は
記念すべき100回大会です。

平成最後の全国高等学校野球選手権大会であり
かつ20世紀生まれの選手が出場する
最後の全国高等学校野球選手権大会でもあります。

今大会は史上最多の56代表校が出場します。

従来、北海道・東京から2校が出場していましたが
今回は、埼玉・千葉・神奈川・愛知・大阪・兵庫・福岡からも2校が出場し
合計56代表校が出場することになります。

今回は、2018年の高校野球の注目選手や日程などについてご紹介します。

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甲子園2018夏の開幕日と日程は?

2018年の高校野球の開幕日は2018年8月5日(日)です。

休養日を1日含んで計17日間あります。

甲子園2018夏の前売り券と当日券の発売は?日程と時間はいつ?

2017年の第99回全国高校野球選手権大会は8月8日に開幕されました。

前売り券は約一ヶ月前の7月14日に販売開始されました。

しかし100回記念大会である今大会から
入場券の発売方法等が大きく変化するので注意が必要です。

バックネット裏の中央特別席が全席前売り・指定化されます。

中央特別席(現在は2千円)も含め
チケットの料金は4月に決まるそうです。

例年、早朝からチケットを求めて
阪神甲子園球場を訪ねる来場者はいましたがここ2、3年で急増しました。

2017の夏の大会では横浜(神奈川)や大阪桐蔭といった
強豪校が登場した8月11日は1万2600人が列を作りました。

重大事故が起こる危険性が高まり
主催者が球場側に抗議してくるということが起こりました。

なので今大会から当日販売はなくなり
中央特別席はインターネットやコンビニで販売し
遠方のファンも購入しやすくなるようです。

空席があれば、当日の一定時刻まで購入はできるそうですが
球場窓口では販売しないようです。

そして入場無料だった外野席が有料となります。

外野席の入場券は500円ほどで検討中とのこと。

外野席は中央特別席の前売り化で
空いた球場窓口で当日販売されます。

これにより、外野席入り口周辺の安全確保を目指すそうです。

一塁側・三塁側の特別自由席は当日販売されます。

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甲子園2018夏の開会式・決勝戦の日程・時間

開会式
8月5日(日) 午前9時開始

決勝戦
8月21日(火) 午後2時試合開始

甲子園2018夏の試合日程・試合開始時間

8月5日 1回戦3試合
第1試合 10時30分

8月6日 1回戦4試合
第1試合 8時

8月7日 1回戦4試合
第1試合 8時

8月8日 1回戦4試合
第1試合 8時

8月9日 1回戦4試合
第1試合 8時

8月10日 1回戦3試合
第1試合 9時30分

8月11日 1回戦残り2試合 第3試合から2回戦2試合
第1試合 8時

8月12日 2回戦4試合
第1試合 8時

8月13日 2回戦3試合
第1試合 9時30分

8月14日 2回戦3試合
第1試合 9時30分

8月15日 2回戦残り4試合
第1試合 8時

8月16日 3回戦4試合
第1試合 8時

8月17日 3回戦残り4試合
第1試合 8時

8月18日 準々決勝4試合
第1試合 8時

8月19日 休養日

8月20日 準決勝2試合
第1試合 10時

8月21日 決勝
試合開始 午後2時

甲子園2018夏の組み合わせ抽選日の発表はいつ?

甲子園出場の高校球児たちの命運を握る
組み合わせ抽選会の日時は以下の通りです。

2018年8月2日(木)
場所は、大阪市北区のフェスティバルホールで行われます。

フェスティバルホールアクセス地図

フェスティバルホールの公式サイトのマップも掲載しておきます。


(引用元:フェスティバルホール公式サイト

甲子園2018夏の出身校はどこ?注目選手は誰?

2000年度生まれの2年生が出場する第100回大会は
大注目選手が揃い「ミレニアム世代」と呼ばれています。

以下は注目されるミレニアム世代の選手たちです(2年生)

・佐野涼弥 浦和学院

・小野寺瑞生 東海大甲府

・松沢海渡 帝京

・鈴木裕太 日本文理

・山田龍聖 高岡商業

・直江大輔 松商学園

・修行恵大 大垣日大

・柿木蓮 大阪桐蔭

・横川凱 大阪桐蔭

・岡田龍生 履正社

・小寺智也 龍谷大平安

・市川悠太 明徳義塾

・俵森大輔 神村学園

・野村大樹 早稲田実業

・柴田楓 札幌第一

・野村祐樹 花咲徳栄

・山下航太 健大高崎

・野尻幸輝 木更津総合

・今里凌 専大松戸

・田中悠我 帝京

・日置航 日大三

・林晃太 智弁和歌山

・文元洸成 智弁和歌山

・山田健太 大阪桐蔭

・小園海斗 報徳学園

・万波中正 横浜

・長南有航 横浜

・森下翔太 東海大相模

・上田優弥 日本航空石川

・藤原恭大 大阪桐蔭

・根尾昴 大阪桐蔭

・谷合悠斗 明徳義塾

・樺嶋竜太郎 福岡大大濠

など

甲子園2018夏の優勝候補の学校はどこ?

まだ選抜開幕前なので2018年夏時点での予想は難しいですが
現段階で夏を制する力のあるチームはこのあたりでしょうか?

大阪桐蔭(大阪)

やはり春夏連覇の期待が掛かる優勝候補最右翼はここでしょう。

秋季近畿大会優勝、神宮大会ベスト4で
藤原、根尾、柿木、横川、山田、中川と
2018年秋のドラフト候補がずらりと揃ったタレント集団です。

柿木、横川、根尾の三校のエース級投手は盤石。

チームとしての強固な守備力と選手個々の
野球脳の高さが光ります。

2017年秋の神宮大会は不覚を取ったものの
2018年春夏連覇を賭けて春からの戦いに挑みます。

明徳義塾(高知)

秋季四国大会優勝、神宮大会優勝。

名将 馬淵監督が率いる「負けないチーム」です。

エース市川君が大きく成長を遂げて
固い内外野の守備力。

ここぞという場面での集中力もあって
非常に強いチームです。

打線にも穴がありません。

春の選抜で台風の目となりえるか?

東海大相模(神奈川)

東の大本命と言われながら関東大会では
まさかの準決勝敗退でしたが
地力は関東ナンバーワンのチームでしょう。

東のナンバーワンスラッガー森下君や
リードオフマン小松君の働き
怪我から復帰したエース斎藤君のピッチングにも
注目が集まります。

智弁和歌山(和歌山)

2017年秋近畿大会準優勝。

大阪桐蔭にも劣らないほどのタレント集団で
投手陣もエース平田君を中心に成長が著しいです。

一年生小堀君も出てきて投手陣にも厚みが増し
打撃陣は強力です。

怪我で出遅れていた林君も復活しますし
全国屈指の強力打線に注目です。

聖光学院(福島)

東北大会優勝、神宮大会ベスト8

もはや甲子園上位常連となった聖光学院。

今年のチームは「聖光学院史上最強打線」
と言われるほど切れ目のない強力打線となっています。

日本航空石川(石川)

北信越大会優勝、神宮大会ベスト8

昨年夏に星稜を破り甲子園出場はフロックではなく
2017年秋季大会では星稜を決勝で粉砕した破壊力は抜群。

主砲上田君を中心に選手個々の能力も高く
上手くツボにはまれば旋風を巻き起こすかもしれません。

創成館(長崎)

九州大会優勝、神宮大会準優勝

135キロ以上を投げる左腕3枚を擁して
神宮大会では聖光学院、大阪桐蔭と
大物食いを成し遂げて準優勝。

これと言った大物はいないものの
打撃陣はしっかりと振れていて内外野の守備力も高い。

非常にチームとして方針が周知徹底されている印象で
いい意味で高校野球らしい足を絡めた
「地味だが堅実に強い」チームです。

甲子園2018夏の21世紀枠とは?

困難な練習環境を克服したり、地域貢献など
野球以外の要素を選考条件に加え
甲子園出場のチャンスを広げる目的で2001年から導入されました。

推薦校は原則、秋季都道府県大会の16強以上から選出されます。

2007年までは2校、2008年から3校を選出。
東、西日本から各1校、残りの1校は地域を限定せずに選びます。

2018年は東日本(北海道、東北、関東・東京、東海、北信越)から
選考を行い、由利工が選ばれました。

統廃合が検討される中で
全校生徒の2割近くを占める野球部員が中心となって
学校改革に取り組んだことが高い評価を得たようです。

西日本(近畿、中国、四国、九州)からは伊万里を選出。

少年野球大会の審判を部員がボランティアで行って
野球の底辺拡大に取り組んでおり
地域の期待も大きい点などが共感を呼びました。

地区を問わない残り1校は激しい議論の末
膳所に決まりました。

文武両道を実践していることに加え
データ管理を担当する女子部員を置いていることが
女子生徒がマネージャーだけでない形で野球に関われることを
示していると評価されました。

甲子園2018夏の入場行進曲は誰の曲?

選抜甲子園の開幕に向けて、入場曲が発表されました。

昨年2017年は、星野源の「恋」。

2018年は大会歌「今ありて」に決定しました。

1993年の第65回大会から3代目の大会歌となり
行進曲となるのはこの大会以来25年ぶりです。

「ああ、甲子園」という印象的なフレーズは
2007年に亡くなられた阿久悠さんが作詞されました。

そして作曲は谷村新司さん。
阿久さんの指名で作曲したそうです。

今回、編曲を担当する作曲家の酒井格さんは
「選手たちが足を高く上げて歩けること、演奏しやすいこと
そして全ての楽器が一番得意な音を出せるよう譜面を書きたい」と
意気込んでいるようです。

甲子園2018まとめ

いかがでしたでしょうか?

まだまだずっと先の話なので気が早い気もしますが
備忘録・日程確認もかねてご覧いただけると幸いです。

まずは春の選抜の開幕が待ち遠しいですね。

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