インフルエンザとノロウィルス違い

冬になると感染症が流行しますね。
特にノロウィルスやインフルエンザは、
症状もつらいですし長引くと体力も消耗します。

今回は、そんなノロウィルスとインフルエンザについて
違いや特徴、予防方法についてご紹介してゆきます。

特徴を知っていると、予防や対応に役立ちます。
しっかりチェックして、寒い冬を健康的に乗り切りましょう!

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ノロウィルスとインフルエンザの違う点はココ!

まず、ノロウィルスとインフルエンザの違う点について確認してゆきます。

症状

ノロウィルス

ノロウィルスにかかると、発熱はありませんが、
消化器官に負担がかかり、下痢嘔吐などの症状が強くなります。

インフルエンザ

インフルエンザは、高熱による全身の倦怠感や、
筋肉痛のような関節の痛みなど、風邪のような症状が強く現れます。

潜伏期間

ノロウィルス

ノロウィルスは体外に排出されるまで注意が必要です。
1週間から、長い場合は1ヶ月ほど体外に排出されないことも。

わたしは3日くらいで楽になりましたが、人によって差があるようです。

インフルエンザ

インフルエンザウィルスは
インフルエンザ発症後5日くらいでなくなります。

ですが人によっては長引くこともあり
熱が下がってから2日はウィルスを保有していると考えられています。

そのため、学校へは発症後5日経過していて、
熱が下がってから2日は出席できないことになっています。

感染経路

ノロウィルス

ノロウィルスは、二枚貝嘔吐物排泄物などから感染する経口感染

インフルエンザ

インフルエンザウィルスは、くしゃみなどの飛沫感染によって発症

ノロウィルスとインフルエンザの違いはこれらのようながあります。

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ノロウィルスとインフルエンザの特徴をそれぞれわかりやすく解説

インフルエンザとノロウィルス違い

では次に、ノロウィルスとインフルエンザの特徴について見てゆきましょう。

ノロウィルスの症状

ノロウィルスの症状として、嘔吐下痢吐き気、腹痛などがあります。
高熱は出ませんが、身体の免疫力低下による発熱があることも。

ノロウィルスの感染経路

ノロウィルスは、ノロウィルスを保有している飲食物を摂取したり
ノロウィルスを保有している人の嘔吐物や排泄物に付着したウィルスが
処理した時や同じタオルを使って手につき、口にすることで感染します。

食べ物では特に牡蠣などの二枚貝が保有していることで有名です。
調理した手で他の料理を作り、感染することも考えられます。

ノロウィルスの保有期間

ノロウィルスは体内から排出されるまでは保有していることになります。
そのため個人差があり、1週間から、長い方は1ヶ月ほど保有していることもあります。
症状が収まっても再発しないよう注意する必要がありますね。

続いてインフルエンザの特徴です。

インフルエンザの症状

インフルエンザの症状として、まず38度以上の高熱が出ることが挙げられます。

型によっては微熱が続くものもありますので
冬場に発熱した場合、まずインフルエンザを疑い、病院にゆきましょう。

また、発熱による頭痛関節の痛み筋肉痛倦怠感などもインフルエンザの症状です。
風邪のような喉の痛み鼻水空咳を伴うこともあります。

インフルエンザの感染経路

インフルエンザウィルスは、喉や鼻に付着して
体内に侵入し、インフルエンザに感染します。

インフルエンザ感染者が使ったタオルを使う
感染者のくしゃみや咳で飛び散ったウィルスを吸い込むなどで感染します。

インフルエンザウィルスの保有期間

インフルエンザ発症後、5日間でウィルスはほぼ無くなります。
ですが、熱が下がってから2日間はウィルスを保有している可能性があります。

発症してから5日間経過し、かつ熱が下がってから
2日経ってから出勤、登校するようにしましょう。

また、幼稚園や保育園には、熱が下がって
3日経ってから登園するように言われています。

ノロウィルスとインフルエンザを見分ける方法

インフルエンザ お風呂

ノロウィルスの大きな特徴は「嘔吐」と「下痢」、
インフルエンザの大きな特徴は38度以上の「高熱」と「関節の痛み」です。

ノロウィルスの場合はとにかく気分が悪く、下痢による腹痛が続きます。

インフルエンザは高熱による関節の痛み、倦怠感に
くしゃみや鼻水で、頭がぼーっとします。

ノロウィルスとインフルエンザは同時にかかることはあるの?

症状がつらいノロウィルスとインフルエンザ。
実は同時にかかることもあるんです。

ノロウィルスとインフルエンザのウィルスは形が違うため、
同時に細胞にくっ付くことができるのです。

また、ノロウィルスとインフルエンザのどちらかにかかってしまうと
それだけで免疫力が低下してしまうため、他の感染症にもなりやすいんですね。

お年寄りや小さなお子様などは
死に至ることもあるので、しっかり予防することが大事です。

ノロウィルスとインフルエンザを予防する方法は?

インフルエンザとノロウィルス違い

ノロウイルスもインフルエンザも、どちらも感染症ですので

  • 人混みにできるだけ行かない
  • 外から帰ったら手洗い、うがい、消毒をしっかりする

といったことが大切です。

そして免疫力をつけることも必要です。

  • 規則正しい生活
  • ストレスを溜めない工夫
  • 適度な運動
  • 栄養のある食事をする

以上のことを心がけましょう。

また、それぞれのウィルスの特徴を把握し予防する方法もご紹介してゆきます。

ノロウィルスの予防方法

ノロウィルスは二枚貝や魚介類に存在しています。

生食は避け、しっかり火を通す調理法を選びます。

また、ノロウィルスに感染した人の嘔吐物を処理したり、
トイレで使用したタオルでも感染してしまうことがあります。

生の魚介類を触ったときは、しっかり手洗いをしてから次の料理を作る
嘔吐物を処理した後も手洗いや消毒を忘れないようにしてくださいね。

インフルエンザの予防方法

インフルエンザは予防接種を受けることで、
発症を防いだり、インフルエンザにかかっても重症化を防ぐことができます。

予防接種をしてから抗体ができるまで2週間ほどかかりますので、
11月頃には予防接種をし、インフルエンザが流行る時期に備えましょう。

また、インフルエンザウィルスは高温多湿が苦手です。
部屋の温度は22度以上、湿度は50%以上を保ちます。

加湿器がなくても濡れたタオルを吊るしておくだけでも
効果はありますので、部屋の温度と湿度の調整も心がけてくださいね。

ノロウィルスとインフルエンザの違いまとめ

インフルエンザ 家族 伝染らない方法

ノロウィルスとインフルエンザについて、
違いや特徴、予防方法などをお伝えしてきました。

いかがでしたでしょうか?

ノロウィルスもインフルエンザもかかるととてもつらいですよね。

しかも同時にかかることもあると考えると、予防をしっかりしておきたくなります。

寒い冬に感染しがちな2つの感染症、感染しない対策を
しっかりとって、健康な冬を過ごしたいですね。

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