春めいてくるとスーパーの店頭に一気に並べられ始める『たけのこ』ですが、たけのこの旬っていつかご存知でしょうか??

実際のところのたけのこの旬と、おすすめのたけのこレシピを紹介していきたいと思います。

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たけのこの旬は実際いつ?旬のたけのこはいつもより何が良い?

たけのこにはいくつかの種類があって、それぞれに産地や旬の時期があります。たけのこの種類ごとに、特徴と旬をまとめてみました。

孟宗竹(モウソウチク)

たけのこと言えば、だいたいの人がイメージするのが孟宗竹だと思います。

原産地は中国の江南地方で、厚みがあって大きいので食べごたえがあります。えぐみが少なく、特有の甘みのある品のある味わいが人気です。

スーパーに並ぶ孟宗竹の産地としては、九州・四国、そして近畿地方などが挙げられます。東北地方でも収穫されることがあるようです。

3月~5月上旬まで収穫が可能で、特においしい食べごろは、3月下旬~4月下旬です。

淡竹(ハチク)

細めのたけのこで、赤みのある薄茶色のたけのこは淡竹です。

産毛の少なめな皮なのでツルツルしているように見えます。アクが強くないのが淡竹の特徴です。

一般の市場には出回ることの少ない種類のたけのこですが、とってもおいしいので隠れた人気者です。

淡竹の産地は、近畿地方をはじめ、九州・四国などです。中国や朝鮮での生産もみられます。5月いっぱいはおいしい旬です。

真竹(マタケ)

細いたけのこで、黒い斑点まじりの濃い茶色のたけのこは、真竹です。

アクや苦みが強いかわりに、味わい深いおいしさが特徴です。中華料理のちまきや、おむすびなどが包まれている竹の皮は、この真竹の皮なんです。

関東、中部、近畿、中国、四国ととても広く栽植されている品種ですが、流通量は多くないのであまりスーパーでは見かけません。主に直売所で手に入れられます。

わりと時期が遅いのが特徴で、5月~7月ごろが旬です。

四方竹(シホウチク)

太さが1センチ~2センチほどの小型のたけのこで、断面は丸みのある四角です。

歯触りの良いコリコリ食感で人気のたけのこなのですが、アクの強さゆえ皮を剥いた途端に紫色に変色してしまうので、産地だけで消費されていましたが、変色しないボイル法が考案され、水煮が全国へ発送されはじめています。

秋から冬に旬をむかえる季節外れのたけのこで、高知県や福岡県で9月下旬から11月上旬にかけて収穫されます。とくにおいしいのは10月上旬から中旬の時期です。

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旬のたけのこを使ったオススメレシピ3選!

たけのこごはん

材料(2人分)

 お米         1合
 ゆでたたけのこ    1/2
 だし汁        適量
*酒          小さじ2
*みりん        小さじ1
*しょうゆ(うすくち) 小さじ1
*塩          少々

作り方

①炊飯器にお米と*の調味料を入れたら、1合の目盛りまでだし汁を入れて合わせたら、軽く混ぜます。茹でたたけのこを投入してスイッチオン!

②炊き上がったら10分蒸らして、底から切るようにまぜたら完成です

若竹煮

材料(2人分)

 茹でたたけのこ   1個
 塩わかめ      20g
 だし汁       150ml
 塩         1g

下ごしらえ

①茹でたたけのこを、厚さ1センチに切ります

②塩わかめを洗い塩を落としたら、水でもどします

作り方

①鍋にだし汁とたけのこと塩を入れて煮立てます。

②わかめを加えてひと煮立ちさせたら、すぐに火を止めて完成です

たけのこ生ハム巻フライ

材料(2人分)

 生たけのこ     1/4~1/2
 粉チーズ        適量
 生ハム       4枚~8枚
*小麦粉         適量
*とき卵       1/2~1コ分
*パン粉         適量

作り方

①生たけのこを茹でましょう。根元の2センチほどは厚さ5mmの輪切りにしてから細切り先の部分は一口大に切ります。

②切ったたけのこに、粉チーズをまぶします。

③たけのこを生ハムでくるくると巻きます。

④衣の材料を順番につけていきます。小麦粉を薄くつけて、とき卵にくぐらせたらパン粉をまぶします

⑤160度の油で揚げたら完成

まとめ

春になったらシャキシャキの歯ごたえがたまらない『たけのこ』一度は食べたいですよね!

せっかく食べるなら旬のベストシーズンに、おいしいメニューで食べたいものです。今回ご紹介した定番から変わり種レシピまでぜひ作って家族で楽しんでくださいね♪

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