傘を持ちながらの電車移動はわずらわしいですよね。自分も嫌だし、周囲にも気を遣う。
「迷惑をかけない傘の持ち方ってある?」「実際、傘が原因でトラブルになることってどんなこと?」
あなた自身や周囲のためにも、傘のマナーをしっかり見直していきましょう。
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電車に乗る前にやっておくべきことと電車内での傘の持ち方マナー
雨の日のビショビショな傘はトラブルの元。乗ってからでは遅い!
電車に乗る前から気を配りましょう。
電車に乗る前のマナー
傘を完全に閉じて傘バンドをしてしまう前に水分をできる限り払いましょう。
よく見かけますが、周囲を見ずに傘を開け閉めしてバサバサと水を払わないようにしてくださいね。傘を閉じてから周囲の安全を確かめて数回傘を振ってください。
傘を開け閉めしながらバサバサしなくても数回振ることで余分な水分は取れます。
その後、傘バンドを必ずしてください。閉じたものの、傘バンドをしていないと濡れている部分が多く、周囲に迷惑がかかるのは容易に想像できますね。
水滴をできるだけ落として傘バンドをしたら最低限の傘マナーはクリアです。でも、
「もっとスマートに傘を持ちたい」「何か周囲に迷惑をかけない方法が他にもあるのではないか」と思ったあなたは傘を使う雨の日は、タオルを一枚余分に持ち歩いてください。
電車や屋内に入る前に、傘を閉じてサッと一拭きしたら水分は気にならなくなりますね。
乗ってからのマナー
傘は水平ではなく地面に「垂直」になるよう持つようにしましょう。傘の先が地面にまっすぐ向いていれば正解です。
垂直に持っていないと、周りの人の足元やカバンなどに当たってしまう可能性がありますね。垂直に持って、かつ傘の先は地面につけておきましょう。この時、他人のモノの上や靴の上に傘の先端が当たっていないかよく確認してください。
また、傘を持つ位置は自分の「正面」にしましょう。揺れる電車内で思わず傘を支えとしてしまうのはわかります。自分の体の横などに傘を置いてしまいがちですが、周囲の人にとっては迷惑です。
読書やスマホをさわるためにカバンや自分の腕に傘を下げるのもやめましょう。傘の先が地面につかずに水分を周りにまき散らしてしまいます。
折りたたみ傘
先にあげたマナーを守れば、周囲に迷惑をかかることはおさえられると思いますが、それでも気になるのであれば、雨の少ない日であれば折りたたみ傘がベストですね。
折りたたみ傘だと、収納袋に入れて自分のカバンの中などにしまえます。
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実際にあった電車内に持ち込んだ傘でのトラブルケース
雨の日の傘マナ―には十分気を付けていないと以下のような傘のトラブルが発生してしまいます。
もしかすると、あなたも経験があるかもしれません。
他人のモノを濡らしてしまう
傘を垂直、かつ先端を地面につけていないと他人のモノを濡らしてしまいます。
座席シートの前に立ちながら、読書やスマホを触ることありますよね。その時に傘を正しいマナーで持てていないと、前に座っている人のモノや膝などを水滴で濡らしてしまうことになります。
膝を濡らしてしまうと、最悪スーツなどにシミをつくってしまうかもしれません。
通路の妨げにしてしまう
自分の体の正面に傘を持っていないことで通路の妨げになってしまいます。
特に、ドア付近に立っている場合は、より注意が必要です。人の出入りがあるので、その流れに傘が引っ張られてしまう可能性があります。
周囲の人にとっては邪魔だし、水はつくしでとんだ迷惑です。
他人の足を引っかけてしまう
傘を持ちながら座っている時に要注意です。傘をカバンなどに引っかけていませんか?そうすると傘は垂直ではなく斜めになりますよね。
自分としては、手から傘が離れ傘が固定されているので快適かもしれませんが、その前を通る人にとっては迷惑です。傘に足をひっかけて転んでしまうかもしれません。
まとめ
雨の日の傘は、自分には悪気がなくても気を付けていないと周囲の人に迷惑が掛かってしまうことが多々あります。
電車内では、読書やスマホなどを使って自分の世界に入り込み時間を過ごす人が多いと思います。そうすると、途端に周りが見えなくなりますよね。そういうときにトラブルは起こる可能性があります。
自分の持ちやすいように、ではなく「周囲の人に迷惑がかからないように」を意識してください。
通常よく持っている長傘だと特に注意が必要です。電車に乗る時は、少量の雨であれば長傘ではなく折り畳み傘を持っていく方がベターですね。
傘のマナーを身につけて、自分も周囲の人にも快適に車内で過ごせるようにしていきましょう。
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