だんだん春めいて来て春の足音が聞こえてくる頃、食べたくなるのが旬を迎えるたけのこ!

竹カンムリに『旬』と書いて『筍』というくらいなので、おいしい生たけのこを味わうことが出来るのは1年の中でも春だけですよね。

水煮のたけのこなら1年中手に入れられますが、春に採れる生たけのこの美味しさは別格!

市場に出回るのは春だけなので、スーパーで買ってきたり、おすそ分けでいただいたり、一度に食べきれないという事にもなりがちではないでしょうか?

たけのこの美味しさ長持ちの上手な冷凍保存のポイントとコツをご紹介したいと思います!!

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たけのこの冷凍保存方法。ポイントは手に入れたらすぐにあく抜き!

たけのこは掘り出してから時間が経てば経つほど、あくが強くなってしまうものなので、たけのこが手元に届いたらすぐにあく抜きをすることがたけのこを美味しくいただく鉄則です!

冷凍保存する時にも、このあく抜きが重要なポイントになるので、頭の片隅にでも入れておいてくださいね♪

たけのこのあく抜き方法

①皮がついたままのたけのこの先の部分を3cmくらい斜めに切り落としたら、中のたけのこが傷つかないように注意しつつ縦方向に皮に切り込みを入れておきます。

②大きなお鍋にたけのこと、米ぬか・赤唐辛子(生米、コメのとぎ汁、重曹でも代用可)を入れてひたひたになるくらい水をたっぷり注ぎます。

③落し蓋をしたら、沸騰するまで強火にかけます。沸騰したら弱火~中火の火加減で40分から1時間ほどことこと茹でて、冷ましたら あく抜き完了です。

たけのこの基本の冷凍保存

①あく抜きして下ゆでしたたけのこを、食べやすい大きさに切り分けます。

②小さく切ったたけのこをしっかりと水気を切って、空気が入らないように注意しながらジップ付の袋に入れて冷凍庫へ。

たけのこのシャキシャキ冷凍保存

①あく抜きして下ゆでしたたけのこを、食べやすい大きさに切り分けます。

②たけのこ300gあたり、大さじ1杯の砂糖をまぶすようにかけます。

③空気が入らないように注意しながら、ジップ付の袋に入れて冷凍庫へ。

たけのこのだし汁冷凍保存

①あく抜きして下ゆでしたたけのこを、食べやすい大きさ(なるべく薄く)に切り分けます。

②たけのこ300gあたり、だし汁300cc、お酒 大さじ1杯、しょう油(薄口) 大さじ1杯、みりん 大さじ1 を加えてで20分ほど茹でます。

③冷めたら、空気が入らないように注意しながら、“煮汁ごと”フリーザーバッグに入れて冷凍庫へ

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たけのこを冷凍保存した場合、冷蔵保存した場合のそれぞれの保存期間

冷蔵・冷凍ともに目安の保存期間内だとしても、料理する時には見た目、ニオイにおかしなところがないか、たけのこの状態をしっかりと確認することもお忘れなく!

たけのこを冷蔵保存した場合

あく抜きして下ゆでしたたけのこを冷蔵庫で保存する場合は、1週間程度で食べきるようにしましょう。

タッパ―などの保存容器に水をはってたけのこを冷蔵庫で保存する時は、水を毎日換えて5日以内には食べきるのがよさそうです。

たけのこが塩味になってしまいますが、濃いめの食塩水にたけのこを保存するという冷蔵保存の方法だと、1か月ほど冷蔵庫での保存が可能となります。

たけのこを冷凍保存する場合

あく抜きして、冷凍保存のための下処理をしたたけのこを冷凍庫で保存する場合は、1か月を目安に使い切ることをおすすめします。

1か月以上たち、あまりに長い期間冷凍庫においたままにすると、冷凍焼けしてしまうことも考えられます。

まとめ

春になるとたくさん出回るシャキシャキのたけのこ!

春だけの期間限定の旬のある食べ物なので、スーパーで買ってきたり、親戚の人やご近所さんにおすそ分けでいただいたりして、『どうしよう、こんなにたくさん食べきれない』と、焦った経験がある方も多いかもしれませんよね。

あく抜きして下ゆでしたたけのこは、冷凍保存できるって意外と知らないという方もいるかも?!下ゆでして保存しておけば、すぐに料理することができ、便利な冷凍庫メンバーになってくれそうですよね!

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