毎日の食事の準備、赤ちゃん用のメニューも作って、パパやママ・お兄ちゃん&お姉ちゃんなど他の家族が食べるメニューも作って・・・。

赤ちゃんがそろそろ1歳をむかえる頃、噛む力もついてきたし、大人と同じもの食べさせられたら??と考えますよね。

家族みんなが同じ食卓を囲む食事の時間は、とっても楽しい団らんタイムなので、赤ちゃんも同じメニューの食事を食べられたら楽しさ倍増ですよね!

今回は、気になる離乳食を卒業する頃の幼児食づくりのポイントや、食材について紹介していきたいと思います。

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うちの子ももう1歳!いつからパパママと同じ食事で大丈夫?

離乳食を卒業したら、すぐにパパやママと同じ味付けの食事を食べさせても大丈夫かというと、答えは、『1歳半ごろの赤ちゃんには大人と同じ味付けの食事はまだ早い』です。

離乳食を卒業したからと言って、大人と全く同じものを食べられるわけではないのです。

もちろんその“お家の味„というのが各ご家庭にはあって、中には薄味の味付けをしているお家なら、1歳半ごろの赤ちゃんにそのまま食べさせても問題はなさそうです。

ただし、香辛料などの刺激物は、子どもにとって刺激が強いだけでなく内臓にも負担をかけることになるので注意が必要です。

薄味の味付けを心がけたうえで、赤ちゃんが1歳半~2歳ごろになって離乳食を卒業したら、大人と一緒のメニューを食べさせるというお家が多いようです。

薄味が好みの我が家でも、1歳半になるちょっと前から、家族みんなで同じメニューを食べるようになりました。

別メニューを考えるのはカレーの日くらいで、具材を煮込むところまでは一緒にまとめて調理して、大人用には辛口や中辛のカレールーで仕上げて、子ども用は刺激が少なくてマイルドな甘口のカレールーで仕上げるといった具合です。

もともと濃い味がお好みのお家だと、お子さんが離乳食を卒業する頃に、味付けをお子さんに合わせて薄味にシフトするということもイイかもしれませんよね。

健康面から考えると濃い味よりも薄味のほうがヘルシーなので、いいきっかけになりそうです。

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赤ちゃんはなぜ薄味がいい?大人と同じ食事を食べるときの注意点

赤ちゃんの食事は薄味で!とはよく聞きますがその理由を知っていますか??それは赤ちゃんが3歳になる頃は、味覚の基礎がつくられる大切なステップだからです。

舌の表面で味を感知する味蕾(みらい)という器官があります。この味蕾の数は赤ちゃんが生まれてから生後3か月ごろにかけてどんどん増えていきます。味蕾の数のピークは生後3か月ごろと言われていて、そこから成長とともに減っていくと言われています。

そんな繊細な味覚の赤ちゃん期は、大人よりも味蕾の数が多い分、味に敏感な時期なので薄い味付けでも十分に美味しさを感じられる時期なのです。

この貴重な味に敏感な時期に、濃い味付けに慣れてしまうと、大人になるに連れて味蕾の数が減って更に濃い味を欲する味覚になってしまうということが予想されるんです。

濃い味つけの食習慣は、生活習慣病へのリスクを高めてしまいます。このことから『3歳くらいまでの小さなお子さんの食事の味付けは薄味で』と言われています。

また、味覚だけでなく、塩分量の多い食事は、小さなお子さんの小さな内臓にも大きな負担をかけてしまいます。とくに腎臓へのダメージが心配です。

また、離乳食が完了しても、子どもの歯が全部生えそろうわけではなく、2歳半ごろになってはじめて20本の子どもの歯の全部が生えそろいます。

大人と同じメニューを赤ちゃんに食べさせる時には、味付け以外にも気を付けたいポイントがあります。

それは、赤ちゃんが食べやすいようにおかずを処理してあげることです。例えば、魚のホネはきちんと取り除いて、食材を食べやすい大きさに小さくしてあげたりすることが大切です。

我が家の2歳の息子も一番奥の臼歯がまだ生えておらず大人と同じようには咀嚼できないので、野菜を調理する時に、野菜の繊維を断ち切るように切ると食べやすいようです。

まとめ

離乳食を卒業した赤ちゃん、薄味を心がければ家族全員で同じメニューを食べる事も叶います。みんなと一緒のものを食べられるのは赤ちゃんにとっても嬉しいものですよね。

薄味に気を付けて、赤ちゃんの豊かな味覚の成長を目指せるといいですね♪

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