幼稚園に行きたくない、と泣き叫ぶ子どもの姿を見たらご家族はとても心配することでしょう。
日中はそれほどでなくても、眠った後で泣き出す…いわゆる夜泣きの症状は、わが子への心配に加えご両親の睡眠不足も辛いもの。赤ちゃんの時期の夜泣きが終わってほっと一息、まさかわが子が再び夜泣きをするようになるとは思わなかったと驚く方もいますが、とても珍しいケースというわけではないのです。
幼稚園や保育園に入園したことがきっかけで夜泣きに悩まされるようになった…という方の体験談をはじめ、その対処法もご紹介しますね!
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幼稚園に行きたくないと泣く子どもに悩むママたちの体験談と対処法
そもそも夜泣きとはなんなのでしょうか。
実は子どもたちもまた眠っている間に、起きている間のことを頭の中で整理していきますが、大人のようにそれがまだ上手くできません。
整理しきれず、そのことがパニックを引き起こす…
それが夜泣きの正体なのだそうです。
ずっとママと一緒にいた小さな子どもたちにとって、幼稚園や保育園に通いだすというのは今までとは全く違う環境に長時間身を置くことになる、それほど本当に大きな変化です。
子どもなりに緊張や不安があって当然。
同じような経験をされたママさんたちの体験談、そして有効だった対処法などご紹介させていただきますね。
入園したばかりの3歳の男の子のケース
入園してすぐに夜泣きをするように。
夜泣きは一度するのみで寝入ってから数時間以内、一度泣き出すと長くしばらくして泣き止んだ後、朝方まで何とか眠ってくれる。
起こそうとすると騒ぎ、寝具類を見直したり宥めたりしてもなかなか泣き止まずママもへとへと。
こちらのケースの場合、環境の変化にまだ慣れずそれが夜泣きに繋がっていた様子。
時間薬で様子を見守っているうちに夜泣きの回数が次第に減り落ち着いていったとのこと。
入園と、新しい家族が増える変化に戸惑う2歳の男の子のケース
ママの出産予定日が近づいてきて、一時的に保育園に通うようになった2歳の男の子。
登園初日から一時間くらい夜泣きをして、声をかけても起きず聞こえていない風だったそう。
心配したママとパパがいろいろ調べているうちに次第に落ち着いてきたそうです。
こちらのケースの場合、環境の変化に加えて新しい家族が増えるということを理解しきれず、夜泣きに繋がったのかもしれません。しかし、いざ赤ちゃんが生まれたのを目の当たりにしたことで状況を受け入れられたのか、夜泣きは次第に減っていったのだとか。
夜泣きの対処法
日にち薬とはよく言ったもので、時が解決してくれるケースも多く見られるようではあるのですが、それでも辛そうなお子さんを目の当たりにしていれば何かしてあげたいというのが親心ですよね。
少しでも有効かと思われるものを挙げてみましたので参考になさってみてください。
好きな遊びを沢山して発散!
幼稚園から帰った後、公園で思いきり遊ぶ…とか、ボール遊びを親子で楽しむとかお気に入りの児童館に足を運ぶ…とか、幼稚園に通い始めたから遊びは幼稚園にお任せではなくて、以前から好きだった遊びもさせてあげるとお子さんのストレス発散にもなり心も落ち着きます。
お風呂~就寝時気を付けたいこと
日中たくさん遊んだ後、夕食を終えたら今度はお風呂の時間。
熱いお風呂は避け、ぬるめのお風呂でリラックスするのがポイント。
その後はテレビ等を見せることはせず、早々に布団に入るリズムをつけるのもいいですね。
寝室は、暑すぎず寒すぎずの環境を整えてあげましょう。
眠る時は、絵本を一冊読んであげるとかYouTubeなどで安眠効果のある穏やかな曲などかけてあげるなどして、安心させてあげましょう。
もし起きてしまっても、慌てず優しく声をかけてあげて背中を撫でてあげるなど、子どもさんを落ち着かせてあげてくださいね。
泣き止まない時は、一度しっかり起こしてあげて温かい飲み物など飲ませて、もう一度寝させるのも効果ありです。
ただし起こそうとしても全然起きないなどする場合、違う心配が出てきてしまうのでかかりつけの小児科の先生に相談すると安心ですね。
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子どもが幼稚園に楽しく通ってもらうために日頃心掛けたいことは?
夜泣きが続いては、ママもパパもきっと心配で仕方ないことと思います。
けれども、お子さんに不安そうな様子を見せたり夜泣きを叱ったりはしないようにしましょう。
幼稚園の先生とも積極的に話したり笑顔で元気に送り出したりと心がけるといいですね。
ママが幼稚園やその先生と楽しそうに関わることでお子さんもその様子を見て、次第に落ち着いていくかと思います。
そしてささいなことでも構いません、その子が幼稚園でできたことを何か耳にしたら、たくさん褒めてあげてくださいね。
それが自己肯定感に繋がり、お子さんに自信がついて次第に幼稚園に通うのが楽しくなっていくことでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
夜泣きをする原因と対処法をご紹介しました。
ママやパパの悩み解決の力になりましたら幸いです!
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