初めて飛行機に乗るという人や、慣れない飛行機移動。いざ飛行機で移動するとなると、荷物を準備していて『あら?!これ機内に持ち込めるのかな??』『小腹が空いた時用に食べ物は持ち込めるのか?』とか『充電器はどうかな?』なんて悩み始める人もいるのではないでしょうか??
そこで、こちらでは飛行機の機内に手荷物として持ち込めるものと、持ち込むことのできないものについて、また、国内線と国際線での手荷物の基準についてまとめてみました。
旅行先への移動や、仕事での出張など、飛行機に乗るという予定がある人に参考にしていただければ幸いです。
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飛行機に手荷物として持ち込める食べ物って?国内線と国際線はこう違う!
飛行機に手荷物として機内に持ち込めるものには、国内線の飛行機に乗る場合と国際線の飛行機に乗る場合とで違いがあります。
国内線
数時間ほど過ごすことになる飛行機の機内。男性女性を問わず日用品は必需品ではないでしょうか。
日用品では、下記のような持ち物が持ち込みOKとされています。中には機内への持ち込みに制限のある物もあったりしますのでご注意を!
手荷物でOKな日用品(国内線)
- 薬類
(内服薬、目薬、塗り薬など) - 日用品
(シェーピングクリーム、歯ブラシ、歯磨き粉、爪切り、毛抜き、ソーイングセット(裁縫用針含む)コンタクトレンズ、コンタクト液、シャンプー、リンスなど) - ヘア用品
(ヘアワックス、ジェル。ヘアムース、ヘアオイル、ヘアピンなど) - 化粧品
化粧水、ローション、乳液、日焼け止め、ハンドクリーム、クレンジング、ファンデーション、チーク、リップ、口紅、リップグロス、ビューラー、アイプチ、マスカラ、マニキュア、香水、カミソリや眉毛用ハサミ等(刃が4cm以内のものに限る) - 精密機器など
(スマートホン、携帯電話、ポータブルゲーム機、PC、デジカメ[ただし、それぞれの機器は機内モードや、オフラインモードに設定するなど、電波を発生させない状態での使用に限ります]、その他には、電気シェーバー、懐中電灯など。) - 長傘/日傘、杖、松葉杖、ラケット
(先端の尖っていない物に限る) - その他
(ホッカイロや体温計など)
手荷物NGな日用品(国内線)
- 刃物
(刃の長さが4cmを超えるカッターナイフ、ハサミ、ドライバー、カミソリ、T字ひげ剃り、等) - ヘアドライヤー、ヘアアイロン、ヘアカーラー
(ガス式のもの、コンセント式のものは持ち込みできます。充電式のものについては電池が取り外せば持ち込みOK。 - 発火する可能性のあるもの
(マッチ、オイルライター、ジッポー)1つまでなら持込可 - スプレー類
(制汗スプレー、デオドラントスプレー、ヘアスプレー、日焼け止めスプレー、虫よけスプレー、防水スプレー)ただし1容器0.5kgあるいは0.5リットル以下、一人2kgあるいは2リットルまでであれば持ち込みOK。 - 携帯用バッテリー、充電器
コンセント式のもの、充電式のものは持ち込みはできますが、預け入れることはできません。また、容量の大きな業務用のバッテリーには制限がかけられていますが、市販品なら心配ないです。 - 楽器類
(バイオリン、ギター等)
航空会社によって違います。いずれの飛行機にも預け入れ荷物としてはOKですが、手荷物で機内に持ち込むには、大きさに制限があったり、別途で持ち込み手数料が必要になるので、事前に航空会社に確認してみることをおすすめします。
国際線では手荷物の液体物に厳しい制限あり
国際線の飛行機は、国内線とは異なり、機内に手荷物として持ち込める『液体物』は制限されています。つまり、ペットボトル飲料なども気軽には持ち込めないのです。
- 容器1つあたりの容量は100ml以下
- 開け閉め可能な透明の袋(約40cm×40cm以内)に入れることで複数の持ち込みが可能となる。*ジップロックなどで可
- 持ち込むことの出来る透明袋は1人1つだけ
上記の条件を満たさない物はすべて検査場で処分されますので、ご注意を。
ただし、危険物でない場合なら手荷物として機内への持込は不可でもスーツケースに入れて、貨物室へ預け入れることができます。飛行機の機内で使わなくても大丈夫な液体物はスーツケースに入れて預け入れるのが無難ですよ☆
「機内への持ち込みが制限されている液体」を以下にまとめました。これらの液体物を、機内に持ち込みたい時は、上記①~③のルールを守らなければなりません。
機内への持ち込みが制限されている液体
- 日用品
(シャンプー、コンディショナー、ヘアクリーム、ヘアワックス、歯磨き粉、ワセリン、アロマオイルなど) - 化粧品
(化粧水、乳液、クレンジング、クリーム、ハンドクリーム、日焼け止め、リキッドファンデーション、アイプチ、マスカラ、リキッドタイプのアイライナー、グロス、香水、マニキュア) - スプレー
(ヘアスプレー、制汗スプレー、日焼け止めスプレーなど*ただし、防水スプレーや、スポーツ用のスプレーや100ml以下でも機内持ち込み完全NG。預け入れのみOK) - 飲み物
(お茶・ジュースなどペットボトル飲料、サイダー、ワイン、お酒、ビール) - 先端が尖った物、刃物、危険物
- ドライバー、カミソリ、T字カミソリ、ハサミ、ナイフ、ゴルフクラブ等
小さいものは機内に持ち込めることがありますが、スーツケースに入れてしまう方が無難です。
国際線の機内に持ち込めるもの
- ジッポー、ライター、マッチ
小型の物に限り1人1つまで機内に持ち込む事ができます。発火の可能性があるため預け入れは禁止されています。ただし、葉巻用のライターや、紛らわしいのでピストル型ライターは機内持ち込みも預け入れも不可です。 - 楽器、ギター、陶器類、などの大きな物
持ち込めるものの大きさは航空会社によって異なります。利用予定の航空会社に事前に確認しておくと安心です。 - 精密機械、タブレット端末
携帯、スマートホン、PC、デジカメ、アイパッド、アイポット、ウォークマンなど - 化粧品類
ファンデーション、メイク落としシート、ウェットティッシュ、ミラー、ヘアピン、固形の石鹸、ピンセット、毛抜き、(眉用ハサミ、ビューラー(持ち込めない可能性あり)) - 筆記用具
ボールペン、シャープペンシル、消しゴム、ホッチキス、クリップ - ヘアドライヤー、ヘアアイロン、ヘアカーラー
(ガス式のもの、コンセント式のものは持ち込みできます。充電式のものについては電池が取り外せば持ち込みOK。 - 一般的な乾電池、バッテリー、変圧器
種類によって電池には制限がかかります。PCやスマートホン等に内蔵の一般的な電池であればそのまま機内への持込OK。
予備用のリチウムイオン電池(バッテリーなど)だと、預け入れNGなので、必要なら手荷物で機内に持ち込むとよいでしょう。
(ただし、容量が100whを超えるタイプは2個以下、160whを超える容量の物は機内への持ち込み、預け入れいずれもNGとなります。まあ一般的なお店で購入することができるような物であれば、まず大丈夫です)
変圧器の持ち込みには特に制限はありません。
- アクセサリー・貴金属関係
ネックレスやピアスなどのアクセサリーは問題なく持ち込みできます。ただ、検査場を通過する時には1度取り外すことになります。
申し出により、例外で医薬品扱いで機内に持ち込めるもの
- 医薬品
(粉薬や錠剤、液状の風邪薬等、市販薬、喘息薬、軟膏など塗り薬、湿布、コンタクト液、目薬) - 食事療法中の人や障害者のある人用の食品
(インスリン注射含む) - 乳幼児食品
(離乳食、ベビーフード、乳児用飲料水、マタニティ用栄養ドリンク等、粉ミルク、調乳用のお湯と水筒)
また、手荷物検査場を通過した後に存在する免税店で購入した「お茶、飲み物、お酒」などは機内に自由に持ち込む事ができます。
搭乗する時、何か指摘されたらすぐに提示できるよう念のためにレシート等は捨てずに持っておくのが無難ですね
国際線で機内への持ち込みがOKな食べ物
- パン、おにぎり、チーズ、カップ麺
- 果物
(ドライフルーツ、バナナ、みかん、りんご) - お菓子類
(キャンディ、ガム、グミ、クッキー、ケーキ、ようかん、ポテトチップス等のスナック菓子、チョコレート)
国際線で機内への持ち込みに規制される食べ物
- お菓子
(アイス、ムース、ヨーグルト、ゼリー) - お漬物、梅干、調味料
(食用油、味噌、醤油 等) - チューブ、缶詰、ジャム・バターなどプラスチックの容器に入ったもの
- レトルトパウチの食品
- 肉製品
(生肉等、ハム、加工品)
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飛行機の手荷物にその充電器は大丈夫?知っておきたい制限と注意点とは!
予備の電池を飛行機の機内へ持ち込もうとする時には注意が必要です。
すぐに使うものではないからと、スーツケースに入れて預け入れようとすると、スーツケースごと荷物の預け入れがNGとなってしまいます。旅先へ予備電池を持って行きたいときには、手荷物の中に入れておけばOKです。
手荷物で機内へ持ち込む場合には、以下のような規定があります。
リチウム電池のリチウム含有量は2グラム以下で、リチウムイオン電池についてはワット時定格量100Wh以下であれば個数に制限はありません。ただし、リチウムイオン電池の中でもワット時定格量100Wh以上160Wh以下のクラスのものは2個まで限定です。ワット時定格量を事前に確認しておくことをおすすめします。
PCやスマートホン、タブレットなどの電子機器本体などについても、リチウム含有量が2g以下かつワット時定格量が160Wh以下のものであれば持ち込み制限ナシです。
まとめ
いかがでしたか??ドキドキの飛行機移動!国内線と国際線では機内に持ち込める手荷物のルールが異なるのですね!
国際線の場合は、行き先の国などによっても独自の規定などがあることもあるので、事前に利用予定の航空会社で確認してみることをおすすめします。良い旅になりますように。
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