幼稚園の子どものお弁当って野菜のおかずで悩みませんか?

とくに梅雨~夏の時期は
お弁当の定番であるプチトマトやきゅうりといった生野菜は腐りやすいので

それ以外の野菜となると
いったい何の野菜を入れたらいいの?

と困っているママさんも多いはず。

今回はお弁当に向いている
夏でも腐りにくく痛みににくいおかずをご紹介します。

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夏や梅雨の時期の子供のお弁当にマヨネーズやポテトサラダは大丈夫?

マヨネーズ味が大好きというお子さんも多いと思いますが
夏のお弁当にはちょっと注意が必要です。

マヨネーズ自体は腐りにくい調味料と言われ
マヨネーズに含まれるお酢と食塩のおかげで
強い防腐作用と抗菌作用のある調味料です。

ですがマヨネーズは夏のお弁当には向きません。

これだけ強い抗菌作用がある成分が含まれているのに
なぜ夏のお弁当にNGなのでしょうか。

実はマヨネーズは何かと混ぜると
菌が繁殖しやすい環境になってしまい
防腐作用も抗菌作用も弱まってしまうのです。

なのでマカロニサラダやタルタルソース
等は入れないようにしましょう。

どうしてもマヨネーズを使いたいなら
からしマヨネーズにして抗菌作用を高めるか
使い切りタイプの小袋マヨネーズを持って行き
食べる時にかけるようにしましょう。

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ポテトサラダにもマヨネーズが入っているけど大丈夫?

子どもが好きなポテトサラダも夏のお弁当には向きません。

マヨネーズが入っているうえに
野菜の中でもイモ類は悪くなりやすいので
入れるのを避けるのが無難です。

夏や梅雨の時期の子供のお弁当に果物は大丈夫?

食後のデザートやスイーツ代わりに果物があるとさっぱりして良いですよね。

ですが、生の果物は水分が出やすい食材です。

特にカットフルーツは菌が繁殖しやすいので
梅雨から夏にかけてはやめておきましょう。

どうしても果物をお弁当に入れたい場合は果物専用の容器に
入れ保冷剤でがっちり冷やして持って行くようにしましょう。

夏の間は生のフルーツは避け
ドライフルーツやゼリー等を持って行くのもいいですね。

夏の子供のお弁当にブロッコリーは傷みやすい?傷まない方法は?

生野菜は時間が経つと水分が出てくるので食中毒になりやすい食材です。

お弁当の彩りや空いたスペースを埋めるために
使いがちですが夏場は入れない方が無難です。

では、茹でたものならいいのではないか。

と茹でたブロッコリーをお弁当に入れて
食べる時に腐っていたことありませんか?

いくら茹でて火を通したからといって
ブロッコリーを甘くみてはいけません。

茹でたブロッコリーには意外と水が含まれています。

その水分でブロッコリーも傷みやすくなりますし
ブロッコリーに触れた他のおかずも痛みやすくなってしまいます。

お弁当に入れる時には
水気を取り、他のおかずと付かないように
仕切ったり別の入れ物に入れた方が良いですよ。

夏場のお弁当は保冷剤と一緒に
持たせてあげると腐ることはないですが
それでも心配な方はブロッコリーを避けるのが無難です。

夏の子供のお弁当に卵焼きやゆで卵は大丈夫?

卵は基本的に腐りやすい食材ですので要注意です。

卵焼きでも茹で卵でもよく火を通すことが大切になります。

できれば入れないに越したことはありませんが
半熟状態で入れることは絶対におやめ下さい。

夏の子供のお弁当にもやし炒めはNG?

もやしは安くて美味しいので家計に優しい食材ですが夏のお弁当には向きません。

もやしは基本的に水分の出やすい食材です。

炒めて火を通せば大丈夫だろうと
思う方もいるかもしれませんがそれは間違いです。

もやしの場合さらに水分が出てきてしまいます。

夏のお弁当に水分は天敵です。

もやし炒めを入れるのはやめておきましょう。

夏の子供のお弁当のご飯が傷まないようにするには?

おかずは傷んではいないけれど
ご飯が糸を引いているというパターンありますよね。

その原因はやはりしっかり冷める前に
お弁当の蓋をしてしまうからだと思われます。

表面上は冷めたように思えても
中の方はまだ熱を帯びているのです。

おすすめの方法は
ご飯を炊く時にお酢を少量入れて炊くと傷みにくいご飯になります。

炊いている最中にお酢の匂いがしても
少量なので食べるとき酢は気になりません。

梅干しを乗せたり生姜を混ぜる方法もありますが
こちらの方が全体に酢がいきわたるので防腐効果も一番期待できます。

夏の子供のお弁当のキャラ弁はどうなの

梅雨から夏場にかけてのお弁当作りは衛生面が気になります。

時間をかけて作ったキャラ弁が
雑菌弁当になってしまうのは悲しいですよね。

調べてみると衛生面を考えたら夏の間はキャラ弁を控えるとの意見がある一方で
短時間でできるように工夫したり、ラップを使い手を触れないようにしながら
キャラ弁を作っている人もいるようです。

夏の子供用のお弁当で入れてはいけないおかずや食材はこれ!

お弁当作りで気を付けたいのは菌が繁殖しないようにすること。

  • 暖かいままお弁当箱に入れない
  • 味付けは濃い目にする
  • 抗菌シートなどの衛生対策用品を使う

などの注意が必要です。

上記で紹介したもの以外に
夏場のお弁当に入れてはいけないものはあるのでしょうか。

夏のお弁当に入れないほうがいいもの①炒飯&炊き込みご飯

味付けしてあるご飯は腐りやすいです。

同様に味付けした具材が混ざっているご飯も
同じ理由から避けたほうが無難です。

特に卵を使用しているとより一層危険度がアップします。

夏のお弁当に入れないほうがいいもの②かまぼこやはんぺん等の練り物食材

練り物系は基本的に傷みやすいです。

お弁当に入れるのならば
加熱して火を通してからにしましょう。

夏のお弁当に入れないほうがいいもの③煮物

煮物も注意です。

煮汁の水分が菌の繁殖を手助けしてしまいます。

しっかり煮込んで水分を飛ばしてから入れましょう。

夏のお弁当に入れないほうがいいもの④魚介類

言うまでもありませんよね。

ただでさえ傷みやすい魚介類はお弁当に向きません。

入れる時はしっかり火を通してください。

夏の子供用のお弁当で傷みにくいおかずは

  • アスパラベーコン巻き
  • 唐揚げ(カレー味)
  • 肉のシソ巻き
  • 生姜焼き

なるべく葉物野菜など水分の出やすい野菜や
腐りやすいジャガイモは避けて
殺菌作用のある調味料も使って工夫してみてくださいね。

まとめ

夏場のお弁当は一年の中で一番気を付けたいものです。

覚えていてほしいことは

  1. ご飯は味なし混ぜなしの白米で
  2. 迷ったら加熱し火を通す
  3. 味は少し濃いめに
  4. 水気や汁気は厳禁
  5. 衛生用品はしっかり利用する

忙しくてもこの点だけはしっかり守って家族の健康も守ってくださいね。

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