一人暮らしを始めると気になるのが電気代ですよね。
特に夏場や冬場はエアコンを長く使うこともあり、請求書を見て驚くこともしばしば……なんてこともあるでしょう。
電気代は一人暮らしをしている学生や社会人にとって大きな出費の一つです。節電を心がけていてもなかなか効果が現れずに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
今回はこれから新生活を始める新社会人や学生または現在一人暮らし中の学生たちに、おすすめの電気代の節約方法をご紹介します!
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一人暮らしの電気代の主な内訳はどういうもの?
一人暮らしの電気代の主な内訳は上げればキリがないですが、生活に必要なものだけでも様々なものがあります。
冷蔵庫や照明、テレビ、パソコン、携帯電話、電子レンジなど生活の中で電気を使うものはたくさんありますよね。そこでまず、一人暮らしの電気代の平均をチェックしてみましょう。
総務省統計局が毎年実施している家計調査によると、一人暮らし世帯の家計の電気代の平均額は、ひと月あたり5,392円となっています。その内、日中は電気をあまり使わない社会人の平均は、ひと月4,219円でした。
このなかにはオール電化のマンション・アパートに住んでいる人も含まれるため、すべての方が対象になるわけではありませんが、大体このくらいだと思っておけばいいでしょう。
ライフスタイルや在宅時間の差も電気代に影響する?
上の平均を見てわかるように、家で過ごす時間が短い人、例えば仕事や学校で日中は家を空けていたり、オフの日も外出する方が多い人は自宅にいるのは朝晩の数時間だけということもあり、電気を使う時間が短く必然的に電気代が安くなるということがあります。
一人暮らしだと特にライフスタイルや在宅時間の差が、電気代の変化として現れやすいです。
現在一人暮らし中の方は、自身の電気代と比べてみて電気代が平均以上になっているなーと感じた方は、電気代の節約を積極的に考えてみてはいかがでしょうか。
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一人暮らしの電気代を節約する為の簡単な方法3つと私の体験談
電気代を節約するための方法は様々ですが、その中で特に一人暮らしの方が実践しやすい方法を紹介していきたいと思います。
契約アンペアを下げる
一人暮らしの方が電気代の節約に取り組む場合、まず検討したいのは契約アンペア数の引き下げです。
入居当初の電気の契約アンペアは「40A」に設定されていることがほとんどです。人によっては普段40Aも使わないなんてことも。
実際に自分が使用するアンペア数と契約アンペア数に開きがある場合は、アンペア数を下げることで電気代の節約に繋がります。
それは何故かというと、電気代は契約アンペア数によって基本料金が決まっているからです。毎月定額を支払う基本料金が安くなれば、自然と電気代を下げることにも繋がります。
アンペア数の設定は、一度に使う家電の数や量を想定して判断するのがベスト。
一般的に一人暮らしの場合、一人用の冷蔵庫が2.5A、照明器具2A、テレビ5A、エアコン6.5Aといわれています。
4つの家電を同時に使う場合の合計アンペア数は16Aとなります。エアコンは春や秋には使わないこともあるので15Aで足りるかもしれません。
その他に電子レンジや炊飯器、ドライヤー、掃除機なども同時に使うことを考えても 20Aもあれば十分でしょう。
ですが、私個人のおすすめは30Aです。自炊を頻繁にする方やエアコンの使用頻度が高い方などは30Aにしておくのが安心です。20Aだと1か月の間に数回ブレーカーが落ちるということがあったからです。
ただし、元々基本料金にアンペア数の設定がない電力会社の場合は、アンペア数の見直しができない場合もありますので注意してください。
電気料金プランを切り替える
一人暮らしで電気代を確実に節約できる方法はもう一つあります。それは現在契約している電気料金プランをより安いブランに切り替える方法です。
電気料金プランの切り替えは無料で行うことができ、手続きも非常に簡単です。電気代の安い電力会社に切り替えれば、普段通りに電気を使っていても電気代を節約することができます。
料金単価が従来の大手電力会社と比較して割安に設定されている電気料金プランがおすすめです。料金プランの比較サイトなどもあるので活用してみましょう。
家電の使い方を見直そう
すぐにスタートできる電気代の節約には、家電の使い方を変えるという方法もあります。
炊飯器や電子レンジなどは使わない時は、コンセントからプラグを抜いておくと 待機電力のカットに繋がりますし、照明のスイッチをこまめに切ることも効果があります。
家電製品の中でも電気の消費量が多いエアコンは、設定温度の調節が節約になることもあります。夏は28℃、冬は20℃を目安に設定し、快適に過ごせない場合は扇風機や換気扇を活用すると、効率的に部屋の温度を整えられます。
私のおすすめは夏場はエアコンをつけっぱなしにしておくこと。
つけっぱなしにしておくと電気代が高くなると思われがちですが、実は逆なんです。エアコンはスイッチを入れた時が一番電気代がかかります。なので、こまめにオンオフをするよりも在宅中はつけっぱなしにしておくと逆にお得です。
在宅時間が短い方は、つけっぱなしにしておくと逆に電気代がかかってしまうこともあるので、自分のライフスタイルに合わせてくださいね。
冬場はこたつを活用するのがおすすめです。エアコンやストーブなどの暖房器具は1時間あたり20~25円の電気代がかかると言われていますが、こたつは3円程度で済むからです。
エアコンの次に電気消費量が多い冷蔵庫も、庫内の温度を強から弱に変えることで20%ほど節電が可能です。
冷蔵庫と壁との距離をとり、上に荷物を置かないようにするなど熱効率を上げるだけでも電気代の節約に繫がりますよ。
まとめ
さて、いかがでしたでしょうか。一人暮らしの電気代は月々平均5,000円ほどが一般的ですが、年齢や生活スタイルの違いによって差も生まれやすいです。
ですが、工夫次第で今より節約することは可能なので、今の生活スタイルやリズムに合う電力会社や料金プランへ変更したり、アンペア数を見直したりしましょう。
細かいところでは待機電力をカットすることも電気代を下げることに繋がりますよ。
自分の電気代が平均と比べて高いなと感じた方やこれから新生活を始める際に節約方法を少しでも知っておきたい方などの参考になれば幸いです。
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