一人暮らしの経験がなく実家で親と同居していたり、一人暮らしの経験はあるけれど今は親と一緒に住んでいるという方は案外多いのではないでしょうか。

「でも最近は20代30代の独身女性でも一人暮らしをしている人が多くてこのまま実家にいていいのか不安…」

なんて思ってしまうこともありますよね。
そこで今回は親と同居するメリット・デメリットをそれぞれお伝えしたいと思います!
場合によっては税金支払が減るなんてこともあるかもしれませんのでぜひ参考にしてみてくださいね!

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実親と同居すると税金は高くならない!支払いが減ることもある

親と同居すると税金ってどうなるの?なんて疑問に思ったことのある方もいるのではないでしょうか。

基本的に親と同居しているからと言って税金が高くなることはありません。
場合によっては一人で暮らしているよりも税金面で優遇されることも!
実際どうなっているのかその中身を見ていきましょう!

扶養控除が受けられる場合がある

「え?扶養控除って配偶者や子どもを自分が勤めている会社の保険に入れたりすることじゃないの?」と思われた方もいるかもしれません。
実は70歳以上の親を自分の扶養に入れている人は親が以下の要件を満たせば老人扶養控除という制度を使うことができます!

  • 配偶者以外の親族(6親等内の血族・3親等内の姻族)又は市町村長から養護を委託された老人
  • 生計を納税者と一緒にしている
  • 年間の合計所得金額が38万円以下(給与のみの場合は給与収入が103万円以下)
  • 個人事業主ではないこと

この制度に該当すれば所得税は親1人に対して58万円の控除を受けることができるんです!
父母ともに同居して扶養している場合は合計116万円を所得から引くことができ、トータルでの税金支払がとても安くなります。

また住民税についても同居している親を扶養していると親1人に対して45万円の控除を受けられるのです。
住民税も意外と高いので割り引いてもらえると嬉しいですよね!

小規模宅地等の特例に該当する

「聞いたことのない制度だなあ」と思った方が多いのではないでしょうか。

これは相続税に対する優遇を受けることのできる制度です。
親が亡くなり、親名義の居住用宅地を相続する時に330平方メートルまでの土地の評価額を80%も低い評価額で相続することになります!

こうすることで相続税として支払わなければならない金額が圧倒的に低くなります。
また330平方メートル以上あるという場合でも330平方メートルまでは特例対象になりますので安心です!

親と同居していると税金面での恩恵がたくさんあります。
決してメリットが1つもない!ということはないので、実家で同居している方はこのまま同居を続けてもいいのではないでしょうか?

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もし親が毒親の場合は同居をやめるべき?毒親の対処法とは

もしあなたの親がDV・借金まみれ・子どもは二の次で自分のことしか考えていない・給料は全部取り上げられるなど、いわゆる毒親なら同居はやめておくのが正解です。

親は変わってくれるはずと望んでも50年以上ずっと変わらなかった親が今から変わることはほとんどないと考えられますから、一緒に過ごせば過ごすほどあなた自身が心身ともに辛くなってきます。
そこで自分の人生を優先できるよう、具体的な毒親との同居を解消していく方法をご紹介します!


できるだけ顔を合わせないようにする

すぐには同居を解消できない場合もありますよね。
そんな時はまず物理的に距離をおきましょう。

顔を合わせてしまうと嫌味を言われたり、言葉で押さえつけられたり時には喧嘩になってしまうこともありますので、顔を合わせないようにしてみましょう。

給与を親に取られている人は理由をつけて給与を渡す額を減らし、自分自身の貯蓄をつくって一人暮らしができる基盤を作っていきましょう。

一人暮らしを始める

一人暮らしを始めようとしていることが親にバレると、怒ったり泣いたりしながら育てた恩など罪悪感を刺激することを言われるかもしれませんが、気にしないようにしましょう。

そして一人暮らしを始める時は住所を教えないようにした方が安心です。
一人暮らしを始めてもその家に毒親が常時いるようになってしまっては意味がありません。

親から罪悪感をもってしまうことを言われたりすると心が痛むこともあるかもしれませんが、そこは耐えて今以上に自分の人生を楽しむためにも同居解消を進めましょう。

まとめ

税金面以外でも実家で同居していれば家賃もかからないので貯蓄もしやすく、場合によっては母親が家事をしてくれることだってあり、そうなると普段の生活面でも助かることが多いです。
ただし毒親の場合は自分を大切に考えて、物理的・精神的に離れていくことを考えるといいですよ!

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