「猫は抜け毛が多いって聞くけど全然毛が抜けないなぁ」というのは子猫と暮らし始めた時に疑問に思うことでもあります。

子猫は抜け毛どころか、成猫と比べたら全然毛が生え揃ってないようにも見えますよね。

実は生まれたての猫や少し大きくなってきた子猫の時は抜け毛がほとんどないんです!なので成猫なら大量に毛が抜けてしまう換毛期であったとしても子猫の場合は抜けません。

「そうなんだ!じゃあ成猫になった瞬間から抜け毛が出てくるの?」というとそんなこともないんです。

ということで子猫の抜け毛について色々気になることがあるあなたのために、子猫の抜け毛はいつからなのか、また抜け毛に上手に付き合っていく方法をお伝えしたいと思います!

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子猫は抜け毛が少ない?抜け毛はある程度成長してから。

先程述べた通り、子猫は生まれたてや本当に小さい頃などほとんど抜け毛はありません。

生まれたばかりの時はほとんど毛がない状態で生まれてくるため、体温を維持したり皮膚を保護するために抜けるどころか毛が増えていってる段階なのが子猫時代です。

「では具体的に抜け毛がでてくるのはいつなの?やっぱり成猫になってから?」となりますよね。

正解は生後半年以降にだんだんと抜け毛が出てくるようになります。

短く細く柔らかでふんわりとした子猫特有の被毛から、それと比べて少し長く太く硬い成猫の被毛へと成長するタイミングで抜けていくことになります。

猫の出産シーズンは春と秋になるのでだいたいの子猫がこの頃に生まれますが、その場合それぞれ3〜4月、10月〜11月の換毛期が最初の抜け毛の時期になるので今まで抜け毛がほとんどなかったのに一気に毛が抜けてきた!なんてことも中にはあります。

生後半年になったら抜け毛が出てくると考えて、その時に抜け毛の対策に困らないようブラッシングなどは生後3ヶ月〜4ヶ月の頃から徐々に慣れさせておくと安心です。

抜け毛が出てからブラッシングをはじめてしまうと好きな子もいますが、嫌いな子もいるので何事も幼い頃から経験させておくのが大切になってきます。

もちろん毛のないスフィンクスや、バーミーズ・シャムといったシングルコートの猫だと換毛期はないので生後半年たったからと言って劇的に抜け毛がでてくることはありません。

ですが、シングルコートの猫でも抜け毛自体は出てくるようになるのでやはり幼い頃からブラッシングに慣れさせておくのが大切になってきます!

生後半年を過ぎていないのにたくさん毛が抜ける、脱毛しているように見える箇所があるという場合は病気の可能性もありますので獣医師に診断してもらうことが大切です。

とくに抜け毛の症状が出てくる病気として子猫がかかりやすいものの中に、耳疥癬というミミヒゼンダニに感染することによって発症してしまうものがありますのでノミ・ダニ予防薬を定期的に利用しつつ感染しないよう注意しましょう。

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子猫の抜け毛は気にしない?!マメなスキンシップが大切!

やはり生後半年以降の徐々に毛が抜けてくると言っても具体的にいつからどれだけの量が抜けてくるのかというのはその子によって異なります。

ですがいつ抜け毛が始まるのか、もう抜け毛が出てくるようになったかなどそんなに気にする必要はありません!

子猫の毛が抜けてくるのは自然なことなので、抜け毛が出始めたことに気づいたら大人になってきたんだなと温かく見守りながらこまめにブラッシングをするようにしてあげましょう。

また子猫の場合は毛づくろいが上手に出来ない子もいるため抜け毛がうまく外に排出されず毛玉が出来てしまうこともありますから、今までより注意深く猫の身体を見るようにしてあげるといいですよ!

抜け毛が出始めた時や毛玉ができていないかなど、猫をなでたりだっこしたりと日頃のスキンシップでわかることが多いので、毎日の猫とのふれあいを大切にすれば特別なにか気にかける必要もないのでたくさんなでてあげましょう!

猫も大好きな飼い主になでられたりだっこされるのは大好きなので、猫の飼い主に甘えたい欲求を満たすためにもスキンシップは大切にしてくださいね!

まとめ

子猫は生後半年になるまではほとんど毛が抜けないということなので、もし生後半年になっていないのにたくさん毛が抜けるといった場合は病気を疑って病院へ行くようにしてくださいね!

生後半年以降は徐々に抜け毛が増えてくるのでその子によって具体的にいつから毛が抜け始めるのかなど個体差がありますが、普段からマメにスキンシップをしていれば気づけますのでたくさん遊んであげましょう!

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