天気がどんよりしてくると襲ってくる頭痛。天気痛の一つの片頭痛ですね。片頭痛持ちにとって梅雨の季節は地獄です。毎日ズキズキ痛む頭痛に耐えて仕事をしなければなりません。

頭痛がひどいと、仕事に集中することもできず何より痛みがひどくて会社を休んでしまう人もいるかもしれません。片頭痛で悩んでいるあなたにとっておきの予防法となってしまったときの対策法をお伝えいたします。

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雨の日の頭痛と吐き気の原因は気圧?見落としがちな体のサインとは

天気が悪くなってきたり、雨が降ってくると痛み出す頭痛は「片頭痛」です。これは低気圧の関係で起こります。中には、頭痛だけではなく関節痛や古傷が痛み悩んでいる人もいるでしょう。

通常、天気のいい日は低気圧は午前9時から午後3時までがぐっと下がってそれからまた上がってきます。でも雨の日はそうはいきません。

確かに午前9時から午後3時までの下がり幅は大きいのですが、それ以降もどんどん下がっていきます。朝方と深夜にも低気圧がグッと下がります。そのせいで、仕事へ行く前に頭が重かったり、頭が痛いと感じることが多いでしょう。

また、低気圧が低くなり渦を巻くと「台風」に変化します。台風が近づいた時は普段の雨の日よりも気圧が低くなるので、いつも以上に頭痛を感じる人が多くなります。

片頭痛が起こる前に体へのサインがあります。それは視野が一部暗くなったり目がチカチカする現象です。また首や肩が重く感じたり、こめかみが締め付けられたりします。これらが起きたら片頭痛がくる前触れですので気を付けてください。

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雨の日頭痛の対策3つ!自分の生活、症状に合った方法をトライ!

いざ片頭痛が起こってしまった時の対策を3つお伝えします。片頭痛が起きている原因は低気圧です。低気圧が頭の血管を収縮したり拡張したりと変動させるので痛みが発生します。そのため、片頭痛をおさえるためには血管の状態を安定化させることが大切です。

頭痛が起こったときの対策

カフェインを摂る

コーヒーは血管を収縮してくれる作用があるので拡張してしまった血管を元に戻してくれる効果が期待できます。

頭や首などを冷やす

拡張している血管をおさえるために冷たいもので痛んでいる頭や、その周辺の首などを冷やしてください。

暗い部屋でじっとする

光や音が脳に刺激を与えます。ズキズキと頭が痛い時は静かで暗い場所でじっと痛みがおさまるのを待ってください。

対策としては3つ紹介しましたが、普段の生活から片頭痛を予防する方法もあります。

頭痛が起こる前の予防

耳をマッサージする

耳にはたくさんのツボがあります。耳を軽くつまんでひっぱったりぐるぐる回したりしてみてください。そうすることで血行が良くなり片頭痛を発生しにくくします。

ストレッチをする

頭痛が起きる原因として、筋肉が凝り固まっていることがあります。デスクワークなどで体制を変えずに長時間座っていると体が固まってきます。30分に一回ほど、首をまわしたり首をかたむけて伸ばすようにしてください。

生活習慣を整える

あなたは普段、寝不足ではありませんか?バランスのよい食事はとれていますか?生活習慣が悪いと片頭痛が起きやすい体質になってしまうので見直しましょう。早寝早起きなどに加えて、過度にストレスをためないことも大事です。生活習慣を整えることで自律神経も安定し、片頭痛の発生をおさえることができます。

食生活を見直す

マグネシウムとビタミンB2を摂ることで頭痛に巻けない体をつくりましょう。マグネシウムが豊富な食材は枝豆や大豆、玄米やゴマ、わかめなど。ビタミンB2が豊富な食材は納豆や牛乳、ヨーグルトなどがあります。辛い頭痛と戦っている方は食べ物も意識して日頃から予防に努めましょう。

まとめ

頭痛の原因となる低気圧に来ないでくれ~と願ってもそれはかないません。特にこれからくる梅雨の季節は毎年決まってくるもので頭痛持ちの人にとっては苦痛の時期です。頭痛になる前兆をキャッチしたらストレッチなどをして予防し、いざなってしまったときはできるだけ安静にして痛みが治まるのを待ちましょう。

日頃の生活習慣の乱れから片頭痛のクセがついてしまっている場合があります。そういった方は、頭痛以外にも体の不調を抱えているはずです。早寝早起きなど、当たり前のことから生活習慣を見直し、低気圧に負けない体をつくりましょう。

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