天気が崩れそうな雲行きになると、頭痛がひどくなる…。こんな経験をした事がある方はいらっしゃいませんか?私は、雨が降りそうになると、頭痛に悩まされます。痛み止めを飲んだり、体を暖めたり…。色々と対策をしている方もいるのではないでしょうか?

この頭痛や、体調不良を起こす原因を知って、事前対策してみましょう。

スポンサーリンク

天気が変わりやすい時期は要注意!起こりやすい体調不良とその前兆

天気が変わりやすい時期、頭痛や吐き気に悩まされる方は多いのではないでしょうか?体調不良になる原因や前兆が分かれば、対策ができそうですよね。

実は、この天気が原因と考えられる体調不良は、医療界では「気象病」という名称がつけられています。そして、この気象病の原因は、気圧の変化による自律神経が活性化することだそうなんです。

さっきまで晴れていたのに、集中豪雨になったりする時、気圧が急激に変化します。気圧が大きく変わる時、体が気圧の変化に対応しようとしてパニックになってしまい、体調不良に繋がっているようなんです。この症状は、天気が悪化する時だけではなく、天気が良くなる時に出る人もいます。

そして、気圧の変化が大きな原因になっているので、飛行機に乗って離陸した時や、高層ビルのエレベーターで症状が出る方もいるようです。そういえば…と思った方は、天気以外でも起こる事があると思って読み進めてみてください。

どんな症状がみられる?

天気の急激な変化で起きる体調不良。人によって、症状はまちまちなようです。どんな症状が現れることがあるのでしょうか?

一番多く訴えられている症状は頭痛ですが、他にもたくさんの症状がみられるようです。
一例を挙げてみましょう。

  • 吐き気
  • 首の痛み
  • 関節痛
  • めまい
  • 耳鳴り
  • 神経痛
  • 不安症

簡単に挙げただけでも、これだけの症状を訴える方がいらっしゃるそうです。不安症や鬱など、精神的な症状が表れる場合もあるんですね。

私も、その日によって違いますが、頭痛とめまい、耳鳴りは多く感じます。ここには書かれていないけど、天気が急に変わると起きる症状は気象病の1つかもしれません。もしかして?と思った方は、天気の変化と体調の変化を気にしてみてくださいね。

体調不良になる前兆は?

天候の変化で体調が優れなくなる…。もし、どんな症状が出るとしても、前兆が分かれば対策もできそうな気がしますよね。

偏頭痛が出る方に多く見られる前兆として「閃輝暗点」という症状があるそうです。
視界の端の方にモヤモヤしたものや、ギザギザとした光、チカチカする光…などの症状です。

この症状自体は、5〜40分で消失することが多いようですが、視界にいつもと違う光が見えたら頭痛の前兆かもしれないと思ってもいいかもしれませんね。また、他にも空腹感やあくび、脱力感など様々な症状があるようで、個人差も大きいようです。

この前兆に共通するものとして、60分以内に症状が治り、頭痛が起こるようです。個人差のある症状が多いようですので、頭痛が始まる前の症状を少し思い返してみると対策しやすくなるかもしれませんね。

スポンサーリンク

天気が起こす体調不良は治せる?3つの生活習慣改善で健康なカラダに

天候によって起こる体調不良。少しでも症状を軽くできると嬉しいですよね。実は、生活習慣を見直すことで症状を改善していくことができるようなんです。

生活習慣の乱れは、自律神経の乱れにも繋がることがあります。自律神経が乱れることで、気象病も起こりやすくなります。生活習慣を改善することで、健康的な生活も送れますし、気象病も改善できる可能性が高くなります。

どんな生活習慣の改善が効果的なのでしょうか?一緒に見てみましょう!

朝食は必ず取る

基本中の基本と言ってもいいかもしれません。
朝食を食べることで体内時計をリセットして、1日の始まりを体に教えてあげましょう。目が覚めてから、1時間以内に朝食を食べるのが体内時計をリセットするのには効果的なようです。
しっかりと朝食を摂ることで、体が一日の活動を始める準備をしてくれます。
食事を摂る事で、体を目覚めさせる習慣をつけましょう!

軽い運動を取り入れる

お仕事をしていると、毎日の運動は難しいかもしれませんが、ウォーキングやランニングを取り入れる事も効果的です。

毎日、ウォーキングやランニングをされている方もいらっしゃるかもしれません。反対に、なかなか毎日はできないよ…と思われる方もいるかもしれません。そんな方には、めんどくさがりな私がよく使う、日常生活に簡単に取り入れる方法をお伝えします。

いつもより帰宅時間が早い時や、途中下車をしてお買い物をした時。そんな時は、簡易的ウォーキングをして帰りましょう!
やり方は簡単。一駅分、歩くだけ!普段と同じ歩幅と、同じペース…ではなく、心持ち歩幅を広げて少し早いかな?程度のペースで歩くことで簡易的ウォーキングになります。いつもと違う道を歩いて帰るのも、いいかもしれませんよ。

お風呂に入る

体調を整える最大の味方を言ってもいいくらい、大きな力を持つのが入浴!シャワーだけで簡単に済ませるのではなく、しっかり湯船に浸かってください。一日の疲れを取るだけではなく、自律神経も整えてくれます。

おすすめは39〜41度くらいのお湯に15分程度入ること。常温のお水を飲みながら入るのも効果的です。

まとめ

気象病とも呼ばれる、天気の変化が原因の体調不良について見てきました。生活習慣を改善することで、症状を軽減することもできるかもしれません。時間はかかるかもしれませんが、気象病の症状を改善するのと一緒に健康的なカラダを手に入れてみてはいかがでしょうか?

スポンサーリンク