毎日の汚れた衣類をキレイに洗ってくれる洗濯機。洗剤を投入して、ピッとボタンを押せば自動で洗ってくれる生活に欠かせない家電ですが、急に洗濯機が動かなくなってしまったらどうでしょう?

「壊れた?まさか買い替え?大量の洗濯物はどうしたら?」と気分がどんよりしてしまうはず。

実は以前我が家では、こういった事態がありました。
しかも洗濯途中で動かなくなってしまったのでビチョビチョ…。ひとまず水気を絞ってコインランドリーに駆け込んだことがあります。

なぜ壊れたのか…。
原因の一つに洗濯機に潜むカビも関係していたのです!

こんな事態にならないように、今回は洗濯機が故障してしまうかもしれない主なサインや宿敵カビを発生させない予防方法まで解説していきます!

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洗濯機はこの症状が出たら注意を!主なサインは次の3つ。

突然洗濯機が故障して「どうしよ!?」と慌ててしまう前に、洗濯機の寿命ととれる3つのサインを覚えておきましょう!
もし、これらの症状がでていれば壊れてしまう前触れのサインかもしれません。今のうちから新しい洗濯機を買い換えることも候補にいれておくべきです。

症状1:異音がする

洗う工程も脱水する工程も、動いている時は音がするものです。
しかし、明らかにガタガタと今までとは違った「なんだかうるさい気がする」と思った時は要注意!

洗濯機内部にあるモーター部分に何らかの異常がでている可能性があります。
ちょっとおかしいな…と思っていても、しばらく使うことはできますが突然動かなくなってしまう場合があります。

我が家の場合、初期症状はこのケースでした。洗濯機が振動でズレてしまったのかな?と少し動かしたりしましたが、全く症状は変わらず…。

症状2:運転中に止まる

洗濯している量が少なめな時によくあるのが、脱水時片寄ってエラー表示がでることはよくあることですよね。
しかし特に何も異常がないにもかかわらずエラー表示が出て何度も停止するようになった場合も洗濯機の寿命の一つと考えられます!洗濯効率がかなり悪いですよね…。

症状3:イヤな匂いがする

洗濯機からなんか臭う…。洗濯したてのいい匂いのような香りではなく、洗濯機内部から悪臭がする場合はカビが生えている可能性が高いです。

洗濯槽専用のカビ取り剤を使って完璧に除菌できて、カビ臭がなくなれば問題なくこれからも洗濯機を使って問題ありませんが、洗濯槽洗剤を使っても効かない場合は内部までびっしりカビの根が張り付いてしまって、除去できない状況になっています。

カビがびっしり張り付いている洗濯機で衣類を洗ったら…。
恐ろしくて想像したくありませんが、肌トラブルの原因になったりアレルギー症状を発症してしまう危険性もあります。

洗濯機は動くとしても、あまりに匂いが落ちないのであれば寿命と判断して買い替えたほうがいいですね。

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カビ発生は予防できる!洗濯機を長持ちさせるポイントまとめました!

高額な洗濯機は毎日使う大切な電化製品。できる限り長く使いたいものです。

どのようにすれば洗濯槽内にカビの発生を防ぐことができるのでしょうか?またどのような対策を行えば洗濯機を長持ちさせることができるのかポイントを紹介していきます。

カビ予防には酵素系漂白剤と熱いお湯!

カビの発生を防ぐには定期的に洗濯槽内のメンテナンスが必要になります。水気がある洗濯槽内はカビが大好きな場所ですので、月に一度は必ず酵素系漂白剤と熱いお湯を使ってカビを撃退しましょう!

  1. 洗濯機の水量と選択時間を最大に設定してください。
  2. 45度から50度のお湯を洗濯槽の7割程度を目安にいれます。この時浴槽のお湯を追い焚きして、お風呂用ポンプを使って洗濯機に送ってもOKです!
  3. お湯を入れてから10分ほど放置します。放置することで洗濯槽内部のカビが熱いお湯でふやけてきます。
  4. 粉末タイプの酵素系漂白剤を1袋分投入します。
  5. 洗濯機を15分間まわします。
  6. お湯でふやけたカビが酵素系漂白剤の効果で除去することができます!

ドラム式洗濯機の場合ですが、使用する水量が縦型に比べ約3割から5割程度のため、カビが生えにくい構造になっています。しかしながらカビが生えないという保証はありません!ドラム式の場合も同じようにメンテナンスをし、カビを予防していきましょう!

水が触れるところは徹底的に洗う!

給水口や排水溝風呂水ホースやごみ取りネットなど水が触れるところは徹底的に洗うようにしましょう。
ここの部分は水垢やカルシウム等の汚れが付きやすい箇所です。通りが悪くなると、給水や排水にかなり時間がかかり電気代も負担になります。

またモーターにも負担をかけることになるので洗濯機に熱がかかりエラー表示が出ることがあります。小さいことですがこまめな掃除が必要です。

洗濯物を洗濯機の中に入れて放置しない

洗濯物は必ずカゴの中に入れましょう。洗濯機内に入れてそのまま放置をすると、カビの発生原因にもなります。洗濯機に洗濯物を入れる時は、洗濯する時です!

洗濯機のふたを閉じておくのは間違い!

洗濯が終わって洗濯物を取り出してすぐに洗濯機のふたを閉めていませんか?
すぐに洗った洗濯物を取り出さない場合も同じですが、水気がある洗濯機内を密閉状態にしておくと、カビが発生する原因になります!

洗濯物が仕上がったらすぐに取り出し、ふたは常に開けっ放しです!内部を乾燥させカビを防ぎましょう!

まとめ

毎日使う洗濯機だからこそ、いつもキレイを保ち洗濯物をキレイに洗いたいですよね。

洗濯機にも寿命がありますが、より長く使えるように内部にカビが生えないようメンテナンスをすることや、排水口などを常にキレイにしておくこと。

そしてカビを発生させないように洗濯物を管理することやふたを開けておくことを徹底すれば、より長く愛用の洗濯機を使うことができます。今日から是非実践してくださいね!

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